「デビュー25周年」V6は自然消滅するはずだった!?三宅健が恐れた前例

 今年、CDデビュー25周年を迎えたV6。勤続四半世紀にしてメンバーの増減がないジャニーズグループは、V6だけである。95年のデビュー時は年長チームの20th Century(坂本昌行、長野博、井ノ原快彦)と年少チームのComing Century(森田剛、三宅健、岡田准一)に分けられ、両者間には圧倒的な格差があった。

 トニセンは苦汁をなめ、森田&三宅の「剛建コンビ」はジャニーズJr.時代から群を抜いた人気があった。V6結成後も、この2人の二枚看板時代が長く続いた。Jr.でソロコンサートを開き、オフィシャルグッズまで販売されたのは、剛建が初めて。のちに到来するジュニア黄金期の先駆けだった。

 ところが、当の三宅は、自身が20歳になるころにはグループが解散していると思っていたという。

「V6は、フジテレビ主催の『バレーボールワールドカップ』のイメージキャラクターとして誕生しました。でも、92年のJリーグ発足にともなって結成された『J-Eleven』というユニットが、サッカーブームに便乗できずに自然消滅した前例があるので、バレーもその二の舞になるだろうと、メンバーの誰もが思っていたそうです」(芸能関係者)

 J-Elevenは三宅や長野、井ノ原や森田、嵐の大野智、TOKIOの国分太一ほか多くのJr.たちが流動的にメンバーとなった。だが、V6の誕生を機に解体。そのため三宅が同じ道をたどると思っても不思議はない。

 結局、三宅の予想はいい意味で裏切られた。「あれ、このまま続いていっちゃうのかなぁ」と感じはじめたのは、10周年を迎えたころだ。

「V6は、メンバー全員がバク転ができる最初のグループでした。過激すぎるアクロバットの数々で、全員が病院送りになったグループでもあります。代表的なのは、せり上がったおよそ2mのステージから後方にバック転する『台宙』。当時バックダンサーだった嵐は、そのカッコ良さを今でも覚えているといいます」(アイドル誌ライター)

 難易度が高い台宙は、ケガをする危険性が高いため、井ノ原と森田は練習をしなかった。常に本番の一発勝負に賭けていたのだ。それでもできてしまったというから、さすがジャニーズのトップグループだ。

 デビュー日である今年の11月3日には、「V6の愛なんだ2020」(TBS系)3時間SPが4年連続でオンエア。コロナ禍によって予定されていたアニバーサリーイベントはことごとく変更・中止を余儀なくされたが、さまざまな音楽特番や歌番組、バラエティでは後輩たちが6人を称賛した。

 SMAPが解散し、少年隊が年内いっぱい、TOKIOが来春で現体制にピリオドを打つことが決定している今、V6の存在はますます際立ちそうだ。

(北村ともこ)

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