杉咲花主演の朝ドラ「おちょやん」(NHK)に“チビ玉三兄弟”で一世を風靡した演技派俳優・若葉竜也が杉咲演じるヒロイン・千代の“初恋の人”小暮真治役で出演。SNS上では小暮の優しさに癒されるファンが急増している。
「今回の朝ドラは明治末、大阪・南河内の貧しい家に生まれた少女・竹井千代が芝居の世界に魅了され女優を目指し、後に『大阪のお母さん』と呼ばれるコメディエンヌになる姿を描く物語。若葉が演じるのは、千代が所属する鶴亀撮影所の助監督。撮影所の大部屋女優となったものの、右も左もわからない千代は助けられるうちに恋心を抱くという展開です」(芸能ライター)
いつかは監督になりたいという夢を持つ小暮。スタッフからは「今までの朝ドラとは少し違う空気感を作って欲しい」と言われプレッシャーを感じたと若葉自身は話しているが、その優しい佇まいに“小暮沼”にハマる視聴者が続出。ネットでも「まじ小暮沼すぎてやばい。小暮くん、本当にいい。ずっと出てほしい」「小暮さんの優しい声に朝から癒される。ハマる人多いだろうな」といったコメントが飛び交っている。
しかし、第8週には小暮が映画監督になる夢をあきらめて東京に帰る展開となり、ネット上には「小暮ロス」の言葉が広がった。
「現在31歳の若葉は、大衆演劇のチビ玉三兄弟として幼い頃から注目を集め、テレビや映画界でも子役として活躍。2005年のドラマ『野ブタ。をプロデュース』、翌年『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』、2008年『ごくせん 第3シリーズ』(いずれも日本テレビ系)にも出演。昨年公開され、カンヌ国際映画祭に出品された河瀬直美監督の映画『朝が来る』や、小栗旬&星野源主演の映画『罪の声』など今年に掛けて7本の映画に出演するなど、今や引く手あまたの実力派俳優です」(女性誌記者)
今回の朝ドラ出演をきっかけに、ブレイクする可能性十分の逸材と言えよう。
(窪田史朗)