7月スタートの月9ドラマ「好きな人がいること」の制作発表会見がユーチューブなどで5月1日に生配信された。メインターゲットの10~20代を狙い撃ちするPRとしてフジテレビが初めて採用。リアルタイムで60万人以上が視聴した。同ドラマは海辺のレストランを舞台に、桐谷美玲演じる恋にご無沙汰のヒロインが、イケメン三兄弟(三浦翔平、山崎賢人、野村周平)とひとつ屋根の下で四角関係を巻き起こすラブコメディだ。
「日曜の夜7時からメインキャスト4人が出席。ドラマのあらすじ、役柄、意気込み、見どころなどを直に説明しました。番組公式ツイッターにもアクセスが殺到。4ショット写真へのリツイートが6万、いいねが10万を突破しています。フォロワーは11万人を超えるモテっぷりでした。人気の的はイケメン3人衆。中でも山崎に対するつぶやきが多く、予想以上の成果に番組関係者はホクホク顔でした」(テレビ誌記者)
昨秋公開の桐谷・山崎共演映画「ヒロイン失格」は、興収24億円の大ヒットを記録。フジテレビは「夢よ、もう一度」を狙い、2人を月9にキャスティングした。
「山崎は今一番人気のイケメン。映画『L・DK』で壁ドンを披露し、流行語大賞に押し上げた、元祖・壁ドン男です。女性誌『ViVi』の『国宝級イケメンランキング』で2連覇を達成するなど引っ張りだこで、主演映画は3本が待機中。とはいえ、どれも同じような恋愛もの、出過ぎれば飽きられるのも早い。そのうえ朝ドラ『まれ』で共演した土屋太鳳と焼肉デートを撮られるなど、脇の甘さも目立ちます。スキャンダルひとつで消えてしまうのが人気商売だけに、この先何があってもおかしくありません」(芸能リポーター)
まず、第一の関門は5月28日公開の主演映画「オオカミ少女と黒王子」。山崎が演じたのは、月9ドラマと同じ、ドSのツンデレ役だ。既視感ありありの役に視聴者からそっぽを向かれなければいいが。
(塩勢知央)