丑年の年女に女優の杉咲花がいる。10月で24歳になるが、16年に映画「湯を沸かすほどの熱い愛」で「第40回日本アカデミー賞」の最優秀助演女優賞を受賞。現在は、NHK連続テレビ小説「おちょやん」でヒロインの竹井千代を好演中だ。
国民的女優の仲間入りを果たした杉咲だが、これまでに数多くの大物俳優と共演してきた。嵐の松本潤もその一人。杉咲が連ドラ初ヒロインを務めた「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS系)の撮影現場で、マツジュンは杉咲のハートを熱くさせた。
「同作はマツジュンの出世作である『花より男子』の10年後を描いた続編で、1話だけの友情出演だったのですが、ある日マツジュンから現場に豪華すぎるケータリングが届き、その内容はまぐろ、鶏肉、玄米のごはんなど、ヘルシーなものばかり。女性スタッフを気づかい、ビタミンが摂れる配慮をしたおもてなしでした」(週刊誌記者)
朝ドラ兼アカデミー賞女優のみならず、現場の全女性をメロメロにした美メニュー。「花男」では総資産数千億といわれる道明寺財閥の長男で、わがままなオレ様タイプの道明寺司を演じているが、マツジュン本人の素顔は徹底した女性ファースト。月9女優の上野樹里も、彼の豪快なおもてなしを経験しているという。
「上野は13年の映画『陽だまりの彼女』でマツジュンと共演しています。そのとき、大阪でのキャンペーンの打ち上げ後、マツジュンは自腹で予約したホテルの大きな部屋に全スタッフを招待。高級ワインをふるまい、朝4時まで飲みあかしたそうです」(前出・週刊誌記者)
何も知らなかったスタッフからは驚きの声が上がった。大変だったのは、ほぼ不眠のまま臨んだ同日の取材と舞台挨拶だった。
マツジュンの太っ腹伝説は数えきれないが、一流女優のハートもガッチリつかんでいたのはさすがとしかいいようがない。
(北村ともこ)