2月26日に離婚が成立した音楽プロデューサー・小室哲哉と歌手のKEIKO。3月4日発売の「女性セブン」でKEIKOが現在の心境や歌手として再び歌いたいという思いを語っている。
となると、気になるのは“元夫妻”が所属している音楽ユニット・globeの行方だ。
「90年代後半に一世を風靡したglobeは2006年から活動休止状態に。その後、メンバー3人が一堂に会する機会もありましたが、KEIKOさんの病気、小室さんの不貞報道や離婚問題もあり、解散を表明はしていないものの、継続的な活動はできない状態が続いています」(音楽ライター)
そんな中、globeのもう一人のメンバーであるマーク・パンサーが、3月9日発売の「週刊女性」で、globe活動再開への思いを明かしている。
51歳になったマークは頭髪こそ真っ白になったものの、スタイルの良さをキープしオーラも失われていないようだが、驚いたことに記者から告げられるまで小室夫妻の離婚を知らなかったという。
そしてマークはglobeについて、「誰も解散なんて言ってないし、続くんじゃないの?」と語り、「僕はTK(小室)から“globeの灯を消すなよ”と言われているから、6年前からDJとして、ひとりでglobeの曲を全国でかけている」と現在も変わらぬ“globe愛”を持って活動していることを明かしている。
マークはまた、KEIKOについて「リハビリを頑張っているし、“一緒に歌おうよ”と言ってくる」と明かし、KEIKOそして小室と頻繁に連絡を交わしているようだ。
このように、マークはglobeの活動再開に強い思いを抱いているようだが、小室はどうなのか。9日発売の「女性自身」によると、小室はKEIKOについて、辛い思いをさせたことを詫びたいと口にした上で、「今後、音楽への意欲であったりとか、気持ちがあるのであれば協力は惜しまない。お手伝いをしたい」と語ったという。
マークがglobe活動再開の可能性を示唆し、小室がKEIKOへの協力を惜しまないというのであれば、ファンとしては再び3人のステージを見たいと夢見るが…。
「肝心のKEIKOさんが、離婚が成立したばかりの小室さんと仕事をしたいと思うのかどうか。『女性セブン』誌上でKEIKOさんは『もう一度、どんな形であれ、歌いたいと思っております』と語りましたが、“どんな形”の中にglobeが選択肢としてあるのかどうかはわかりません」(前出・音楽ライター)
なおマークは、globe結成30周年となる2025年には大阪万博もあり、「そこを目標にすればKEIKOはあと4年リハビリできるし、TKもまたglobeの曲を書いてくれるかもしれない」と希望を口にし、そのための準備はしていると「週刊女性」に語っている。
小室とKEIKOを再度つなぐ鍵は、もう一人のメンバーであるマークが握っているのかもしれない。
(石見剣)