3月21日に最終回を迎えた綾瀬はるか主演ドラマ「天国と地獄」(TBS系)。連続殺人犯の罪を被り送致寸前だった高橋一生演じる日高を綾瀬はるか演じる彩子が阻止。日高(高橋)は2件の証拠隠滅、死体損壊の容疑などで懲役3年の実刑判決に。彩子(綾瀬)と八巻(溝端淳平)は警察学校に異動。月日は流れ、出所した日高からやっと電話がかかってきた彩子は、日高と魂が入れ替わった歩道橋で再会を果たすも、今度は2人一緒に階段から落ちたわけでもないのに再び魂が入れ替わり、BGMに「運命」がかかるという、コミカルな要素を含んだ結末を迎えた。
最終回の中盤まで彩子を目の敵のようにふるまっていたセク原こと北村一輝演じる河原刑事も、最終回では日高の説得に彩子を指名し、チャーミングな笑顔を見せ、彩子と日高に運命的な絆を感じた柄本佑演じる陸は、彩子の前から黙って去っていくという、登場人物全員が“いい人”で終わるという展開だった。
「ネット上では『みんないい人で終わってよかった』と安心する声があふれています。ただし、彩子と日高の絆の強さから身を引いた陸だけには、『日高で頭がいっぱいの彩子、彩子を守ろうと偽証する覚悟を持った日高の2人に嫉妬して、日高の冤罪を晴らせそうなSDカードを1度は隠した陸にキュンとした。結局は警察にSDカードを提出して身を引くなんてイイ男すぎて悲しい』『陸のその後が気になって眠れない。最後の寂しそうな後ろ姿にバックハグしたくなった』『陸にも幸せになってほしかった。涙が止まらん』など、いい人すぎて涙を誘われた人が少なくなかったようです」(女性誌記者)
陸のその後を描くスピンオフドラマが制作されることを期待したい。