4月15日スタートの新ドラマ「桜の塔」(テレビ朝日系)で警察大学校をトップの成績で卒業した、いわゆる“キャリア組”であるにも関わらず、捜査1課を希望した変わり者の刑事・富樫遊馬を演じる岡田健史。
2019年に放送され話題になった菅田将暉主演ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)の脚本家だった武藤将吾氏が手掛ける、警視庁内のパワーゲームを描いたオリジナルストーリーだ。
玉木宏演じる主役の警視庁捜査共助課の理事官・上條漣から熱意と有能ぶりを認められ、まったく興味のなかった組織内の権力闘争に巻き込まれたり、広末涼子演じる上司・水樹爽に恋心を抱いたりする役どころだという。
「岡田は4月9日放送の『あさイチ』(NHK)に出演し、自身のことを“面倒くさい性格”“頭でっかちになりがち”と分析。放送中の大河ドラマ『青天を衝け』(NHK)で共演する和久井映見から『きちんとした優しい方』と褒められた反面、黙ってスタッフの仕事を見つめていたりする風情から『ちょっと天然さんなんじゃないかな』と指摘されると『漠然としていますね』『僕、天然っていう言葉、あんまり好きじゃないんです』『そんな人間、簡単じゃないよなって』と反論。そのとたん、番組アシスタントの博多華丸は大笑い。続いてMCの博多大吉が、大河ドラマで共演しているキャリアのある役者たちは、このカメラはどの角度から何を録っているか、この照明はどこを照らしているかといった疑問は抱かないのではないか、と予想を展開。
さらにそんな共演者らに対し、岡田は『1人だけ社会科見学のようにキョロキョロしてるから、「ん、何してんのかな?」』と思い、それが『天然』と指摘される要因なのではないかと丁寧に説明すると『天然です、僕』と、さっきまで反論していたのが嘘のような笑顔を見せ、またしても大吉、華丸を笑顔にさせる様子は、ほほえましい限りでした。
おそらく『桜の塔』で演じる富樫刑事は、こうした岡田のちょっと変わった素顔をアテ書きしたような描写があると予測されます」(テレビ誌ライター)
博多大吉、華丸と同郷である福岡県出身の岡田。あまりにも自身の思考回路をストレートにさらけ出すところもまた、今後人気に結び付く要素なのかもしれない。