放送中のドラマ「コントが始まる」(日本テレビ系)では金髪がトレードマークの元プロゲーマーでお笑いトリオ「マクベス」のメンバー・朝吹瞬太を演じている神木隆之介。番組公式ホームページによれば、瞬太は「社交的な人間ではなく目立たない存在だったが、(高校時代の)文化祭のぶっ飛んだ演技が話題になり一目置かれる存在に」なったという設定だ。
神木のほかに同世代の菅田将暉、仲野太賀の2人とともに「マクベス」を組んでいることから、3人が一緒になってバラエティ番組やラジオ番組に出演する機会が増えているのだが、どうやら神木の「演じる役柄とは違うコミュ力の高さ」に注目が集まっているようだ。
神木は4月17日放送のバラエティ番組「1億3000万人のSHOWチャンネル」(日本テレビ系)に菅田、仲野とともに出演した時には、このドラマが初めての共演だという菅田から「最初っからの距離の詰め方がすごい」「距離感近くない?」とコミュニケーション能力の高さに驚いたと指摘されたのだ。
菅田が神木との初対面時に「何て呼んだらいい?」と質問すると、神木は「みんな隆って呼ぶから隆って呼んで。将暉でいい?」と返答。しかし菅田は「まだ隆って呼べてない」と現状を吐露。4月19日放送のラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)でも、ゲストに神木を招き「ファミレス行った時も『ペペロンチーノの麺だけください』って。『ペペロンチーノのペペロン抜きで』って、頼み慣れてたよね?『チーノ』食べに来たのかなって。ちょっと、あかんタイプの大学生の悪ノリかなと思って」と意外な注文の仕方に驚いたというエピソードを菅田は披露。神木が「本気です、ふざけてません!」と反論するも、菅田は「いや、俺もふざけて言ってるのかなと思ったら、マジの顔で『オリーブオイルもください』って。たぶん、これ、神木隆之介じゃなかったら毎日炎上してるよね」と続けたのだ。
「神木は昨年9月9日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演した時にも、恋愛に対して『ノロノロしてたら取られるじゃないですか!』と好きな相手には自分からどんどんアプローチする肉食系だと語り、世間を驚かせました。ネット上には『繊細で人見知りしそうなイメージなのに、神木君は本当に社交的でコミュ力高い』『神木家の家訓である「常に何事にも感謝しなさい」「性格のかわいい人でありなさい」をまさに体現してる人だと思う』『2歳から芸能界に入って今も活躍しているってことは、表現力とか演技力のほかに、コミュ力も磨かれたんだろうなぁ』『自分の意見もきちんと言うけど嫌われない。神木くんみたいなコミュ力がほしい』などと称賛する声があふれています」(女性誌記者)
コミュニケーション能力が低いことを自覚している人が多い現代社会だからこそ、神木の存在がより一層輝いて見えるのかもしれない。