ずっと片思いの気になる男性。長く“よいお友だち”の関係が続いていると、「このままずっと友だちなのかな……」と不安になってしまいます。実際、友だち関係が長く続くと「いまさら恋人としてはみられない」という男性の声も多いです。
しかし、“友だち以上恋人未満”の関係から恋人になるというパターンも、ないわけではありません。実際、どんなキッカケがあって付き合うことになったのでしょうか。
■素の自分でいられることに気が付いた
「付き合っている彼女といるよりも気を使わず、本当の自分を出せることに気が付いた」(32歳・男)
自然体でいられることに気が付いたのがキッカケで、恋人になったパターンです。とくに、結婚願望を持っている男性であれば、これからお互いについて一から知っていかなければいけない新しい女性よりも、旧知の仲の女友だちの方が安心するという人も多いです。芸能人でも、元々友だちだった一般女性とゴールイン!というケースも珍しくありませんよね。
■女性らしさを感じた
「いつもはカジュアルな格好なのに、珍しくワンピースを着ていてドキッとした」(27歳・男)
男友だちと同じ位置付けだった女友だちの女性らしい一面を見て、急に異性として意識したというのもよくありますよね。見た目の女性らしさだけでなく、「ケガをしたときに絆創膏を貼ってくれた」「実はお菓子作りが好きなことが分かった」など、女性らしい行動がキッカケとなることもあります。
■弱っているときに力になってくれた
「悩んでいるときに誰よりも親身になって相談に乗ってくれた。友だちでいるのはもったいないと思った」(26歳・男)
病気や落ち込んでいるときなど、親身になってくれたことがキッカケになる場合もあります。普段は気付きにくいですが、弱っているときだからこそ、自分にとってかけがえのない存在が誰なのか、改めて気付くことがあります。
たとえ友だち以上恋人未満の状況が続いたとしても、相手は多かれ少なかれあなたに好意を持っていることに変わりありません。相手に既に恋人がいたとしても、ふとしたことがキッカケで2人の仲が進展する可能性も十分あり得るのです。片思い期間が長くても、彼を諦められないのであれば、これらを参考に恋人になるチャンスを作ってみてもよいかも知れませんね。
下島ゆみ(かしまゆみ) 恋愛ジャーナリスト。大学在学中から心理学を学ぶ。恋愛や結婚に関するコラムをさまざまな媒体で執筆中。年間200人以上の男女に、恋愛、結婚、離婚に関するインタービューを行っている。