フリーアナウンサーの大橋未歩が9月15日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演し、年上の男性と交際する場合の希望条件について語った。
大橋は、年齢を重ねた熟年となっても若い女性から言い寄られる「モテ熟男」が存在するという記事を取り上げた際、「私も年齢とか気にしないんですけど、もし、すごい年上の方とお付き合いするのではあれば、バツがついててほしいと思いますね」とコメント。理由としては、「何も結婚生活とかパートナーとかとの営みで失敗しないで、その年齢まで来た人って、ちょっと怖いというか。ある程度、理想と現実を切り分けた上で余裕がある、自分も痛みを知った男性がいいなって」と持論を述べつつ、「(自分が)バツイチだからバツを肯定するわけじゃないですよ」とも語っていた。
「これに対し、『独身者への差別』『ただの偏見にしか聞こえない』とする苦言が多く集まり、『バツがついているとか、ついてないとか、そんな次元の低い話はしないでいただきたい。その人を見てあげてください!』『未婚でも離婚者でもヤバいやつはヤバいし人格者もいる』『結局、会って感じることより、経歴を見るんかよ』『こういう発言は差別ではないんですね。同じことを男が言ったら、大問題になると思うんですが』などの声が飛び交っています」(テレビ誌ライター)
大橋は今年4月23日に更新したインスタグラムの中で「苦手で仕方がないことがある」と書き出し、「カテゴライズされてその型にはめようとされること。今日も『女子アナって○○しそうだよね』と言われて、その人が思うその人の頭の中のフィルターを通した女子アナエピソードを求められた。窮屈だ。狭すぎて息が出来ない。もっと世界は多様なのに。どうか、頭の中にあるイメージで思考を停止させないでおくれ。それを押し付けないでおくれ」などと、特定の属性をひと括りにするような偏見に怒りを露わにしていた。
番組での大橋の発言もまた、誰かを窮屈にさせてしまうような、彼女の頭の中のフィルターをもとにした偏見と、とられてしまったようだ。
(木村慎吾)