坂本龍一、小山田圭吾の謝罪文を「少し泣けた」「真摯な文章」と感心して猛反発

 音楽家・坂本龍一が9月21日に自身のインスタグラムアカウントを更新し、過去のイジメ行為について長文で謝罪したミュージシャン・小山田圭吾を擁護した。

 小山田は1994年発行の音楽誌にて学生時代の悪質なイジメ行為を打ち明け、時を超えて大きな騒動に発展。雑誌でのインタビュー記事はこれまでも何度か炎上を繰り返してきたが、東京五輪・パラリンピックの開会式で演出担当メンバーに名を連ねたことから、バッシングと批判が再燃していた。

 最終的に五輪担当からは辞退した小山田。先日、SNSには5000字を超える長文での謝罪文を掲載し、自らが94年に語ったイジメ行為の一部を否定すると、「暴力行為を目にした現場で傍観者になってしまったことも加担と言えますし、その目撃談を語ってしまったことは自分にも責任があると感じ、当時は誌面の訂正を求めず、静観するという判断に至ってしまいました」と釈明。

 さらに、「社会に対してどのようなかたちで関わり、貢献していくべきかを個人としても音楽家としても、今まで以上に視野と意識を広げて考え、行動に移していきたいと思っています」と反省していた。

 そうした中、坂本は21日のインスタグラムにおいて「小山田くんの文章、やっと読めました」とし、「読みながら少し泣けてしまった。なかなかこれほど真摯な文章は書けるものじゃない。よほど自分の心の中を曇りなく隅々まで見ないと」と感心。「今後どんな音楽が生まれてくるのか、気長に待ってます」と今後の活動に期待を寄せた。

「同じ音楽家として琴線に触れるものがあったのか、小山田の長文謝罪に感銘を受け、好意的に述べた坂本ですが、これに世間は過敏に反応。今回の謝罪文を単なる言い訳と捉える向きも多く、擁護の姿勢を見せた坂本には『これを肯定するんですか?』『ちょっとガッカリ』『なんで泣けるの‥‥泣きたいのはいじめられた側』『なぜ、被害者の気持ちに寄り添わないのか。俺が被害者、もしくは被害者の親だとしたら、小山田擁護する人には不快感極まりない。仲間内で擁護するのはいいが発信するのは違う』『今回の謝罪文でもし泣けるのならば、それを被害者の目の前で言ってみてください』などの批判が集まっています。個人的な同情や擁護の思いは理解できるとする声もありますが、今はそうした見解を公に発信するべきではないという指摘が大半になりました」(テレビ誌ライター)

 いまだに尾を引く小山田によるイジメ騒動。内容が内容だけに、周囲も慎重に発信すべきテーマなのかもしれない。

(木村慎吾)

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