ロックバンドのKing Gnuが10月15日、「ミュージックステーション35周年記念4時間スペシャル」(テレビ朝日系)に生出演。しかし、スタジオに登場したメンバーたちがまさかの“子ども”だったことでネットでは驚きの声があがった。
この日は新曲の「BOY」をテレビ初披露する予定だったKing Gnu。紹介VTRが流れている時にワイプ画面が出たが、そこに映っていたのは普段のKing Gnuのメンバーたちではなく、新曲のMVに出演している子どもたちの姿。
VTR終了後も司会のタモリは子どもたちに向かってごく自然に「King Gnuよろしくお願いします」と挨拶。子どもたちも「King Gnuです。よろしくお願いします」と返し、ほかの出演者たちは笑いと拍手。その後CMとなったが、CMが明けても“子どもKing Gnu”はステージに残ったまま演奏を開始。歌うのは子どもだが、歌声はボーカルの井口理の声と“口パク状態”でパフォーマンスは継続。曲も終盤にさしかかった頃、ステージセットが左右に開いて、後ろから井口らメンバーが登場し、視聴者を安堵させた。
ネットでは《本人達の演奏を最初から見たかった》といった声もあったが、《これほどいさぎのいい口パクは観たことがない》《曲の内容には子どもたちのほうが合ってましたよね。ラストに本物出てきた時、歌に対して見た目が悪すぎて逆に違和感ありましたもん笑》《子役のはずなのにどことなくご本人たちと似ているので思わず笑った》など概ね好評だったようだ。
「キーボードとボーカルを担当している井口は普段からファンの間でも変人と言われる人物。19年に同番組に初出演した際は登場時に奇妙な動きをしながら階段を下りてきたのが個性的過ぎると話題に。20年の『CDTV ライブ! ライブ! 4時間スペシャル』(TBS系)では、普段は着ないスーツ姿で足元がなぜか便所サンダルのまま昭和歌謡のように歌い出し、途中でタンクトップと短パンに早着替えする奇抜なパフォーマンスを見せました。今回の“子どもKing Gnu”も井口の発案ではないでしょうか」(芸能記者)
次はどんなサプライズを仕掛けてくるのか、井口のパフォーマンスから目が離せなくなりそうだ。
(柏原廉)