「このままでは江口のりこがかわいそう」「出演者が不憫」といった指摘がネット上で目立ちはじめた放送中のドラマ「SUPER RICH」(フジテレビ系)。
登場人物の心理描写がほとんど描かれていないこと、大きな出来事が起きても内容は描かず、「こんなことが起きましたね」と登場人物にメモ書きのように内容をしゃべらせる斬新な技法を使っていることから、「連ドラ史上最悪の内容」「小学生の日記をツギハギにしたみたいで、見ているのが恥ずかしくなる」「これはドラマじゃない。だってストーリーがない」「こんな脚本を渡されて演技している役者たちに同情を禁じ得ない」など、手厳しい声が多数上がっているのだ。
「中でも秀逸なのが『予告詐欺』の指摘でしょう。『予告がいちばん面白くて盛り上がる前代未聞のドラマ』『予告以上のストーリーも展開もない驚きのスッカスカぶり』『予告を見て期待して、本放送を見てガッカリさせられて。もうこんな繰り返しは嫌なので離脱します』『江口さんの初めてのゴールデンタイム主演ドラマだから頑張って見てたけど、次回からは公式ホームページで予告だけ見ます』など、怒りを通り越してあきらめの声もあがっているほどです」(女性誌記者)
11月25日放送の第7話では、衛(江口)の親友だったはずの中村ゆり演じる今吉が「恋愛対象として衛のことが好き」と、1シーンだけで説明した「SUPER RICH」。よく言えば「大胆」、平たく言えば「雑」な展開がある意味、興味深くて目が離せない。