先月24日放送の「奥様1万人総選挙」(フジテレビ)でも、美の最先端を行く女優・杉本彩さんが紹介していた、NY発の「チョップドサラダ」が、日本でもブームを巻き起こしている。
特徴は、通常のサラダに比べて具材を細かく切ってあることから、フォークやスプーンですくって食べられる点。小さく切ることで食べやすくなるだけでなく、ドレッシングともよく絡むので、味わいも深くなるという利点があるのだ。
しかもこのチョップドサラダの一番のポイントは、それ自体が「メインディッシュ」であること。健康志向のアメリカ人は、このサラダをメイン料理として食べているため、少しでも美味しく食べられるよう、多彩な工夫を施している。
例えば元々アメリカでは、サラダといえば“カスタム”するのが常識という文化があるが、このサラダも具材をチョイスして、店員にあれこれ盛りつけてもらうのも、そんな楽しい食べ方の一つだ。
日本で流行っている理由は、やはりこの「メインディッシュ」的な扱いが、ダイエット志向の日本人ニーズにフィットしたところにありそう。
相変わらず人気の瓶詰めサラダ「メイソンジャーサラダ」は、ランチなどに持ち運べる利便性が受けているが、このチョップドサラダもまた、同じように瓶に入れて持ち運ぶこともできる。
ただし、夏場に持ち歩く際にはくれぐれも腐らせないように注意したい。水分をできるだけ減らし、酢や梅、しょうがなどの抗菌、殺菌作用がある調味料を使うようにして、できるだけ早めに食べるようにしよう。