俳優の草なぎ剛に、6年振りとなる民放連ドラへの主演が内定したことを3月1日発売の「女性自身」が報じた。来年1月から関西テレビ系で放送される作品となるという。
草なぎは20年公開の映画「ミッドナイトスワン」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。21年は大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)で徳川慶喜役を好演した。
同誌によると、ドラマはまだ草なぎが主演することしか決まっておらず、内容は未定。また草なぎへのオファーは各方面から殺到しており、関西テレビがなんとかスケジュールを確保できたのだという。
草なぎと関テレは1997年放送の初の主演ドラマ「いいひと。」以来の強固な関係で、特に03~06年にかけての「僕シリーズ3部作」はいずれも最高視聴率が20%を突破。シリーズ2作目で04年に放送されたドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」(フジテレビ系)は平均視聴率20.8%、最高視聴率27.1%を記録し、草なぎにとって最大のヒット作となっている。
テレビ局関係者の証言として、草なぎは演技力だけでなく人当たりもいいため、現場スタッフの受けも非常にいいという。今回の主演決定は当時一緒に仕事をした若手が今やディレクターやプロデューサーなど、現場の第一線で活躍しており、「また草なぎさんと仕事をしたい!」と企画されたという。
ネット上でも《草なぎさんのドラマ結構好きよ! 見てみたいです!》《演技好きだから嬉しい》《6年かかったんだね、長かった》など喜びの声が続出した。
「草なぎと関テレが組んで制作されたドラマシリーズは『僕シリーズ3部作』のほかに15年の『銭の戦争』、17年の『嘘の戦争』の『戦争シリーズ2部作』もあります。『僕シリーズ』がヒューマンドラマであるのに対して、『戦争シリーズ』は復讐劇で、ダークヒーローな草なぎを見られるのが魅力。
新ドラマが完全新作になるのか、シリーズを引き継ぐものになるのかは不明ですが、ネット上では『僕シリーズ』や『戦争シリーズ』に続く新作を期待する声も高まっているようです」(芸能記者)
いずれにせよ、6年振りとなる民放連ドラでどんな演技を見せてくれるのか期待は高まる一方だ。
(柏原廉)