高校受験や大学受験の頃、志望校に入るために塾や予備校に通ったり、家庭教師を付けて勉強したことのある人は多いだろう。
ダイエットにおいても同じことで、自己流でやみくもに始めるよりは、家庭教師や専門家の指導を直接受けて行った方が、脂肪を落とすのにはダンゼン“近道”なのだ。最近のフィットネス業界でも、こうしたパーソナル指導が人気。
とはいえ、「ジムに通う時間なんてない」「一人でやっても続かない」という人が多いのも事実だ。そんななか、スマホアプリを活用した本格的なパーソナルフィットネスサービスが今、続々と誕生している。
Finc(フィンク)が提供するアプリ「ダイエット家庭教師」(有料)は、フィットネス開始前に遺伝子や血液の検査、生活習慣の評価分析をし、そのデータを基にダイエットプログラムが組まれる。
日々の食事や運動、メンタル面のサポートは管理栄養士やトレーナーといった複数の専門家よってスマホアプリで指導・管理される。決して安くはない料金だが、60日間で痩せなかったら無料継続するなど、ユニークな手厚いシステムも新しい。
また2014年ベストアプリ賞を受賞した「Noomコーチ」(一部有料)は、歩数計機能と連動し、その日の食事内容を入力するだけで、専門のコーチがパーソナライズした食事法や運動メニューのダイエットプランを提供してくれるアプリ。ユーザー平均マイナス5キロという成果も優秀だ。
どちらのサービスも、スマホがアナタのためだけに正しいダイエット情報を随時的確に送信し、ときに励まし、支えてくれるのだから、本人が投げ出さない限りは必ずや成功するだろう。
肌身離さず持ち歩くからこそ、スマホは健康管理をするアイテムに最適。さらなる進化に注目したい。