活動休止中の嵐メンバーが役者づいている。
相葉雅紀が「“それ”がいる森」でホラー映画に初挑戦、9月30日公開にむけ撮影中。二宮和也は4年ぶりの連続主演ドラマ「マイファミリー」(TBS系)が4月10日にスタート。主演映画「TANG」(ワーナー映画)の公開が8月11日に決定。主演映画「ラーゲリより愛を込めて」(東宝)の今冬公開も決まった。松本潤は昨年末公開の主演映画「99.9‐刑事専門弁護士‐THE MOVIE」がロングランヒット中。1月クールの主演ドラマ「となりのチカラ」(テレビ朝日系)は3月31日に最終回を迎え、これから来年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」の収録に入る。
それに引き換え役者として音沙汰ないのが、櫻井翔。レギュラー番組は「news zero」(日本テレビ系)の月曜キャスターと「1億3000万人のSHOWチャンネル」(同)、「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)のMCのみ。2021年4月期放送の主演ドラマ「ネメシス」(日本テレビ系)以来、役者とは無縁の生活を続けている。「ネメシス」が平均視聴率8.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と1ケタの低視聴率に終わったため、お呼びがかからないのも無理はない。しかし、ほかのメンバーが主演作を増やすのを指をくわえて見ているのは、辛いものがあるだろう。
「そもそも嵐の活動休止後はニュース・キャスターに本腰を入れるともっぱらで、『news zero』キャスターを月~金で務める話が既定路線と言われた。しかし、立ち消えてしまった。逆に目につくのは、短時間でこなせて実入りのいいCM。役者のように長期間長時間拘束されずに済むし、好感度が高くスポンサー受け抜群の櫻井にとっては最大限時間を有効に使える方法と言えるでしょう」(芸能ライター)
とはいえ、応援するファンにとっては寂しい限り。最近では、消費カロリーが激減したせいか、ほっぺたがぷっくりふくらんで顎のあたりももっちりしてきたとの指摘も。
発端は3月10日放送の「櫻井・有吉THE夜会」。ゲストの伊藤英明が独身時代にハマったお取り寄せラーメンを作って食べる企画でのこと。櫻井が自ら推すラーメンをプレゼン。杉咲花に教えてもらったという長年ハマっている醤油ラーメンを紹介。お取り寄せして週1、2でスープまで平らげる日々を告白。太りたくないばかりに7年もラーメン断ちしてきたモデルの谷まりあに、「昼間ギトギトラーメンダイエット」なるオリジナルダイエット法を伝授した。家系の油ギトギトこってり系ラーメンを昼間食べ、夜はサラダですませたところ、昨夏、2キロの減量に成功したと鼻高々で自慢したのだ。
「嵐時代は体を張ってゲームにいそしんだ『VS嵐』(フジテレビ系)の収録、踊りのレッスン、コンサートツアーと体を動かす機会が山ほどありました。しかし、活動休止後の昨年からは激減。『SHOWチャンネル』や『THE夜会』では必ずと言っていいほど食べる企画があり、勢いよくパクつくのがお約束で、消費カロリーが摂取カロリーを上回ることはなさそうです。それが『10年近くラーメンを食べないでいたが、このダイエットを思いついてラーメンを解禁した』とか。ラーメンの中でもとりわけ高カロリーな家系ラーメン。脂質と塩分が多く、スープまで飲み干し、ご飯をセットにするようでは間違いなくカロリーオーバーで、生活習慣病まっしぐら。昼ラーメン、夜サラダの極端ダイエットは、午後、気持ち悪くなるほど胃もたれした結果なのだそうで、本末転倒もいいところ。このままラーメンを欠かさない生活を続けるのなら、ファンでなくても心配するでしょう」(女性誌記者)
1日も早く主演作が決まれば、真っ当なダイエットに励んでくれるはず。ファンは、その発表を待っている。
(塩勢知央)