タレントのマリエによる枕営業告発騒動に関して、暴露系ユーチューバー・東谷義和氏が「現場にいた」立場として証言した。
マリエは2021年4月に配信したインスタグラムのライブにおいて、まだ18歳だった15年前の出来事を告白。お笑いタレントだった島田紳助氏から、ある場所に呼び出されると、大勢のグラビアアイドルや芸人らが見守る中、“愛のない快楽のための行為をしよう”などと提案され、出川哲朗やお笑いコンビ・やるせなすからも、「マリエちゃん、やりなよ」と勧められたというのだ。
この告発は大きな波紋を呼び、すぐに出川、やるせなすの所属事務所は事実ではないとする声明文を出したものの、すでに芸能界を引退している紳助氏からは、これに対するレスポンスはないままだった。
すると、紳助氏と交流があったという“ガーシー”こと東谷氏は、YouTube動画の中で、この件に関する質問を受け、「これね、俺、ホンマに言いたい。俺、これ現場にいたので。はい」と打ち明けた。
しかし、マリエの主張については「冗談で言うことって、あるじゃないですか。例えば、その女性に対してね。それを何を思ったのか、過剰に言ってるだけです」と事実であると認めつつ、紳助氏の冗談を大袈裟に解釈していたにすぎないと説明。続けて、東谷氏は「だから俺、めっちゃ可哀想なの。辞めた紳助さんもめっちゃ可哀想ですけど、出川君がめちゃめちゃ可哀想やなと思った、あんなん」と両者に同情の念を寄せると、アルコールを飲みながら“告発配信”を実施していたマリエに関して、「しかも、酔っ払った勢いなのか、ようわからん状況でね。じゃあ持ってこいって話なんですよ、証拠を」と批判した。
「もしも、その現場にいたという東谷氏の主張が本当であれば、仮に冗談だったとしても、紳助氏が当時18歳のマリエに対して、肉体関係を結ぶよう要求したことは事実だったと認めたことになります。同氏はかねてより、紳助氏についてはリスペクトの姿勢を貫いており、プライベートで世話になったことを感謝していますから、この主張は比較的、信憑性が高いでしょう。しかし、“マリエがジョークを大袈裟に解釈しているだけ”という東谷氏の見解には、ネット民から『実際に言ってたんだ』『相手が冗談と感じないなら、それは冗談ではなく強要です』『これは冗談のレベルじゃない。過剰でも片付けられない。マリエさんが恐怖を感じている以上、明らかにハラスメント』『冗談で言うようなことじゃない』『大御所のオッサンタレントが未成年の女子に“関係を持とう”って誘うのが冗談になるの?』などの反発が上がっています。
また、やるせなすの所属事務所は、マリエの告発を受け、『番組スタッフらと1度だけ、当該の女性タレントの方と(打ち上げで)同席したことはございますが、配信の中で話されているような事実はなかったことを確認いたしました』と主張。出川の事務所に至っては、“出川がプライベートでマリエと飲食店で同席したことは1度もない”との旨の声明を出し、本人もバラエティ番組内で『僕、100%言ってません!』とコメントしていました。東谷氏の証言とは大きく食い違っており、これには『出川どうすんのこれ』『出川の事実無根の話は嘘だったんだな』『出川さん、大ピンチ笑』『冗談でもアウトだから』などの反応が出ています」(テレビ誌ライター)
紳助氏の発言を“ジョークだった”と擁護した東谷氏だが、結果的に、取り巻きの出川ややるせなすにとっては余計な暴露となってしまったかもしれない。
(木村慎吾)