Hey! Say! JUMP・山田涼介が5月28日、大阪市内で開催された映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」最速上映会に登壇し、舞台あいさつを行った。
全世界で累計8000万部を超える人気コミックの実写版「鋼の錬金術師」シリーズの最終作にあたる同作。主演の山田は、主人公“エド”こと、エドワード・エルリックを演じ、体術にも優れた役柄ということもあり、フィジカル面での役作りにも苦労させられたという。
山田は、撮影に際しての肉体改造について「エドのためというよりは、最終決戦のお父様の身体が、原作だとバッキバキなんです」と説明すると、「(同作撮影前に)48キロぐらいまで、ほかの役で落としていた時期なんです。その後にドラマがあって、その後に鋼の撮影だったんですけど、ドラマの期間で48キロを、63キロぐらいに筋肉だけでもっていった」と語った。さらに「前のドラマの撮影が終わって、深夜2時からジムに行って、2時間トレーニングして、朝6時から家を出るみたいな時もあった。本当に辛かった」と半年間のハードな日々を振り返った山田は、「満足できる仕上がりになっていると思います。全力で楽しんでいただければ」と、作品の完成度に自信をみなぎらせている。
「身長164センチで48キロまで絞っていたというドラマの撮影も十分に過酷なものですが、『鋼の錬金術師』撮影前の半年間で、63キロまで増量させたストイックさには、ネット上に『この映画に対する思いや役者としての取り組みに尊敬しかありません』『今回は筋肉バキバキで凄かったです』『俳優としてのプロ根性が半端ない』などの声があがっています。しかし、筋肉のみで15キロ増量という山田の主張には、『100%嘘』『絶対に無理』『筋肉“だけ”を付けられるのは、1年で2キロくらいが限界なのはトレーニングしてる人には常識』『半年間で15キロの筋肉生成できるとか、ギネス記録やと思うし、世界から医者が集まると思うよ。そんなん絶対無理やで』などの指摘が集中。また、全日本プロレス所属のYOSHITATSU氏も、山田の“筋肉だけで48キロから63キロ”との発言に対し、『筋肉についての知識がまったくないことがバレるからこれ以上発言しないほうがいい。真剣にやってるトレーニーをバカにしている発言。単なる嘘。アウト。Very disrespectful(凄く無礼)』とツイートしています」(テレビ誌ライター)
トレーニーから総ツッコミを浴びてしまった格好の山田だが、エド役を演じるにあたり、ストイックな筋力トレーニングに汗を流してきたことは間違いないのだろう。
(木村慎吾)