1997年5月にCDデビューし、今年で25周年を迎えたKinKi Kidsの2人。ジャニーズには「25周年の壁」と呼ばれる見えない壁があり、25周年という節目で解散、あるいは解散を発表するグループが非常に多いことを意味する言葉だ。そのため、ファンの間ではKinKi Kidsも25周年を迎えて解散を発表するのではないかと噂されていたが、7月2日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)にゲスト出演したことで、そのモヤモヤしていた気持ちがさらに増幅されたようだ。
番組の終盤で光一が「お聞かせいただいていいですか?」と切り出し、「中居くんが司会をしていらっしゃる番組で、中居くんが事務所も辞められて、久しぶりにお会いした時に、『お前らは絶対、辞めんなよ!』って、中居くんが僕らに言ったんですよ。CM中に。僕はその時『どの口が言ってるんですか?』って、その時は言ったんですけど。どういう意味合いで?」と質問。その時の中居が光一に「辞めんな」と言ったCM中のVTRがオンエアされたのだ。昨年7月17日に生放送された特番「音楽の日2021」でのことで、最初は中居が光一に向かって話していたのだが、途中で2人のそばに剛がかけ寄って来るという状況が映し出された。中居はまるで父親が子どもに言い聞かせるように「いちばん上になるんだな。V6がいなくなったら。どうすんだよ。KinKiがいちばん上になるの。すごいことだ。でもな、背負ってかなきゃいけないよ。ホントそうよ。そういうことよ。もう、絶対辞めちゃダメ! いなきゃダメなんだよ! ホントそうだよ、ホントに!」と熱を持って話しているのに対して、キンキの2人は決して「はい」とうなずくことはなく、それぞれが明後日のほうを見て困ったような表情を浮かべていたのだ。
「ネット上には『この時の中居の言葉が励みになったって光一が言ってたけど、励みというより解散の足止めになった感じだよね』『中居君が必死で「辞めんな」って言ってるのに、先生に叱られてバツが悪い問題児みたいだった光一と剛が衝撃的でリアルだった。この時の中居君の言葉がなかったら、マジで25周年を機に解散してた気がする』『あれだけ中居君が「辞めんな」って言ってるのに返事をしなかった2人がめっちゃリアルだった。中居君からの圧はかなり効いたと思う』といった声があがっています」(女性誌記者)
「進化し続けるってことだけはやっていきたいかなっていう、そういう思いが強いですね」と総括した剛。60歳になっても70歳になってもKinKi Kidsとして活動していてもらいたいものだが。