安倍晋三元首相の銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者をモデルにした映画「REVOLUTION+1」が、国葬に合わせた9月26日~29日に各地で上映される。本作は、山上容疑者をモデルとした主人公が、手製の銃で強行に至るまでの人生を獄中で回想するという物語だ。
「発表によると製作者たちは、銃撃事件から3日で脚本を書き上げ、8月末にクランクイン。そしてわずか8日間で撮影を終え、国葬に合わせて公開できるよう驚異的なペースで作り上げたとのこと」(映画ライター)
今回のスピード公開について、ネットでは「タイミングが節操なさすぎる」「そんな短時間で取材ができるのか」「反政府の思想を山下容疑者を利用して行動に移している気がしてならない」などと辛辣な意見も相次いでいる。
そんな中、この映画に関わる一部スタッフが、朝ドラファンから注目を集めているという。
「『REVOLUTION+1』の音楽を担当しているのが、菅田将暉&有村架純のヒット映画『花束みたいな恋をした』など、数々の有名作品に関わってきた音楽家の大友良英氏なんです。大友氏といえば、13年には、のん主演のNHK朝ドラ『あまちゃん』の音楽を手がけ、国民の間でも一気に知名度が上がりました。それだけに今回、銃撃事件の映画に参加していることに対し、SNSでは『そっち側だったとは残念』『仕事を選んでほしかった』『「あまちゃん」の音楽が大好きだからショック』と驚きの声が相次ぐことに。また大友氏は20年、のんと一緒にユニットを組んでアルバムを発売するなど、ドラマ終了後も彼女と交流があることで、『のんちゃんも極端な思想になってしまわないといいけれど』などと心配する声もあがっています」(テレビ誌記者)
大友氏が映画にどのような気持ちで関わったかは明らかにされていないが、朝ドラファンにとって、今回の参加は衝撃だったようだ。