来年1月にスタートするお昼のバラエティ番組「ぽかぽか」(フジテレビ系)に、お笑いコンビ・ハライチと元NHKアナウンサーの神田愛花がMCを務めると発表された。新番組の合言葉は「みんなの“楽しい”が集まる場所」。具体的な名前はまだ発表されていないが、各曜日にレギュラーキャストが出演する予定だ。
2014年4月から、内容やタイトル、そして曜日ごとにMCを据えたスタイルから坂上忍が全曜日でMCを務める形に変えるなど、8年間にわたってフジテレビのお昼を支えてきた「バイキングMORE」が、今年3月に終了。4月からは情報番組「ポップUP!」を放送してきた。女優の高岡早紀や俳優の三浦翔平など、生放送の情報番組としては珍しいレギュラー出演者を配し、話題にこそなったものの、1年持たずに終了することとなった。
それだけに、フジテレビとしては新番組に並々ならぬ期待を込めているはずなのだが‥‥。
「近年、フジは大リストラを敢行したことで、番組の演出ができるスタッフ不足に陥っています。また、低視聴率により短期で終了する番組が多いことから、外部からの企画も集まらない状況になっている。数字を取るだけなら過去のドラマの再放送を流したほうがいいのはわかりきっていますが、生放送の新番組をスタートさせたのは、民放キー局としての意地でしょう。一部では中居正広の起用も取り沙汰されていましたが、背水の陣にもかかわらずフタを開けてみればハライチと神田という小粒なMCに落ち着いてしまった。このあたりにもフジの“限界”を感じます」(制作会社スタッフ)
ネット上でも「このメンツで大丈夫?」「タイトルのセンスがすでにヤバイ」と不安視する声が聞かれる。
スタート前から雲行きが怪しい「ぽかぽか」だが、「さむざむ」にならなければいいが。