空気が乾燥して冷たくなる季節は、放っておくと肌がガサガサになってしまったりくすんで暗く見えてしまったりして、悩みやトラブルを抱えやすくなりますよね。これからの季節を楽しく過ごすために、次のような取り組みで肌の潤いを守りましょう。
■栄養と保湿
栄養不足は血行不良を招きやすく、保湿不足は乾燥を加速させます。どちらも肌へのダメージが大きいですから、栄養補給と保湿は忘れずに行いましょう。鉄分やたんぱく質、代謝をサポートするビタミン・ミネラル、エネルギー源となる炭水化物が豊富な食材を積極的に取り入れてください。
■冷え予防
冷えは、代謝の低下や血行不良による血色の悪化によって肌ダメージを招きます。服装で冷えを防ぐのはもちろん、足元の暖房やお腹を温める腹巻きなどを活用して、血行不良を起こしやすい部分を温めましょう。また、入浴で芯から温まる習慣を作ることや、全身を大きく動かして体液循環を促すことも重要です。
■摩擦を避ける
マスクが触れる顔まわり、髪の毛やマフラーが触れる顔・首まわりは、とくに乾燥に気を付けたい部分です。摩擦を避けることが可能であれば避けられるように工夫し、難しい場合はその部分の保湿を徹底しましょう。マスクなど長時間摩擦のストレスにさらされる部分は、こまめな保湿を心がけてください。
寒さが深刻化してくすみが気になってからの対処ではなく、乾燥が本格化する前からケアを心がけておく方がトラブルを回避しやすくなります。本格的な秋冬に備え、いまからできるケアを1つずつ取り入れてお肌をトラブルから守りましょう。
(Nao Kiyota)