今年、ついに第40回の節目を迎えたスポーツバラエティ「SASUKE」(TBS系)。今回もまた多くの選手が奮闘を見せた。ところが、その中にゴールデンボンバーの樽美酒研二がいなかったことで、世間を騒がせている。
樽美酒は12年にSASUKEに初出場し、昨年まで11回連続で出場。当初は攻略のコツをつかむことができずに苦労していたが、18年にはサードステージまで進む活躍を見せ、よくある「タレント選手」とは一線を画する、SASUKEに欠かせない存在になっていた。
ところが今回は出場しなかった。代わってゴールデンボンバーのボーカル・鬼龍院翔がエントリー。寝耳に水だった視聴者も多く、「なんで樽美酒研二いないの?」「何があったのか」と驚きの声がSNSに寄せられた。
「今年8月に新型コロナウイルスに感染したことが理由のようです。樽美酒は感染後、微熱や立ちくらみに悩んでいると告白。状態はかなり悪いようで、11月にはインスタで『脚動いてくれないしアキレス腱切れそうだしかなり気持ちは落ちましたね』と明かしています。大会に備えてトレーニングを積むことができず、とても出場できるような状態ではなかったようです。12月にはテレビの歌番組に出演していますが、SASUKEは無理と判断したのでしょう」(テレビ誌記者)
今後、樽美酒はSASUKEに帰ってくるのか。実は樽美酒は以前、「SASUKE引退」を考えた時期もあったようだ。
「それは16年の大会のことですね。この大会は大荒れで、ファーストステージは100人中8人しかクリアできないという異例の回でした。ゼッケン93番のドリュー・ドレッシェルが終わった時点で、ステージが結露して危険だとして競技が中断。残りは翌日の夕方に持ち越されたんです。ところが、夜露はその前からあり、ゼッケン91の樽美酒はタイファイターで夜露に足を滑らせて落下。それにもかかわらず、やり直しにはなりませんでした。樽美酒はこれを不満に感じたようで、引退を示唆したんです」(芸能ライター)
その後、樽美酒はブログで誰も責める気になれないと告白。引退せずリベンジを誓った。
今回は12月28日のインスタグラムで以前の出場時の写真を公開し、「必ず戻ります 絶対に諦めない」と引退せず、来年のSASUKE出場を目指すと明かした。
来年はきっと、鋼鉄の魔城に挑む樽美酒研二の雄姿を見ることができるだろう。ファンはみな彼の出場を待っている。