広域強盗事件の首謀者とみられる容疑者と、過去に接点があったことを告白したお笑いコンビ・EXITの兼近大樹。荒れた日々から更生し、芸人となった後は人々に笑いを届けることに専念しているが、デビュー後の2013年に投稿した物騒なツイートが注目されている。
兼近は2013年より吉本興業の養成所・NSCの東京19期生として活動を開始。甘いルックスで早くから女性ファンがつく異例のスピード出世を果たすことになるが、同年8月17日に投稿した「よく女の子の腕の骨へし折ってたなー てへへ」とのツイートがネット民から掘り起こされ、リプライ欄には「本当にこんな投稿をなさっていたのですね。過去に悪いことをしてしまったけど、更生して頑張ってらっしゃる凄い方だと尊敬していたので、とても残念です」などとザワつく反応が寄せられている。
当該ツイートは、兼近があるユーザーに対して「川中の鬼!!!」「まだ卵じゃい!!←あれ よく女の子の腕の骨へし折ってたなー てへへ」と返信する形で投稿されたものであり、“腕をへし折った”人物が兼近なのか、返信相手なのかについては言及されていない。
しかし、同じユーザーに対し、兼近は同年11月16日にも「あそこのプリクラの機械何回も壊して出禁になってる。笑」と綴ると、「現在跡形もなく消えてるらしい!笑」ともツイート。一連の兼近本人による投稿に対し、「犯罪自慢ダッサ」「過去のこととはいえ限度があるわ」などの声が上がっている。
「兼近は2021年に出版した自伝的小説『むき出し』の中でも、小学生の頃にある女子生徒をイジメていたとの描写があったことから、ネットで物議を醸しましたが、本人がこの描写をフィクションだとして否定。しかし、『むき出し』には兼近にまつわる実話が多く登場していることから、“イジメの部分だけは全部ウソというのは不自然すぎる”とする声も散見され、一部で疑念の目を向けられ続けています」(テレビ誌ライター)
なお、兼近は2月4日、「女の子の骨を折った」「プリクラ壊して出禁になった」などの過去の投稿について、一般ユーザーから「本当に暴力を振るっていたのか?」と問われると、「おいマジか。こんなん繋げるの勘弁してくれ、、、」「思い出したよ」などと返信。芸人になりたてだった頃、現在は辞めているという「元芸人の相手」と「ヤバいヤンキー大喜利返しみたいな返しで過激なこといえばおもしろいと思ってたんです」と説明し、現在ではそうしたやり取りを「クソみたいなふざけツイート」と表現している。
強盗容疑者との接点が発覚して以降、寄せられた質問には一つ一つ真摯に対応し続ける兼近だが、イメージを完全回復するにはかなりの労力を必要としそうな状況だ。
(木村慎吾)