9月14日、ドラマ「家売るオンナ」が最終回を迎え、視聴率13.0%とこれまでで最高の数字を叩き出し、全10話の平均でも11.6%と好成績を残した。
北川景子演じる不動産会社のスーパー営業マン・三軒家万智が「私に売れない家はない」と豪語し、お客の持つ悩みを解決しながら家を売りさばいていくストーリー。在宅率が低く視聴率が伸びにくいとされる夏季、さらに今年はリオ五輪も開催され、「ドラマは厳しい」と言われたなかでの高評価だ。
「ネット上には『もっと観たかった』『気負わずに観られるドラマだった』『久しぶりにテレビドラマを通して観られた』など、称賛の言葉が多いですね。三軒家チーフの『GO!』や『落ちた』など、ふんだんに盛り込まれた決めゼリフが、視聴者をスカッとさせたのも大きいと思いますよ」(芸能ライター)
早くも連ドラとしてのシリーズ化、2時間スペシャルを期待する意見も多いが、その可能性はいかに?
「確かに、続編があってもおかしくない終わり方でした。1回や2回の続編、特番なら期待できると思います。しかし、長年にわたるシリーズとなるとどうでしょう。主人公が個性の強い役どころの場合、女優にその役のイメージが付きすぎるため事務所が敬遠することがあるんです。仲間由紀恵主演の『ごくせん』シリーズも、松嶋菜々子主演の『家政婦のミタ』(ともに日本テレビ系)も大人気ドラマでしたが、登場人物の強いキャラが女優のイメージに影響しかねないということで、これ以上続編が作られることはないとされています」(週刊誌記者)
再び、三軒家チーフの鉄面皮が見られる日は来るのか?