甘いマスクで美声はもちろん、沖縄空手初段、書道八段などの特技を有し、何をやらせてもそつなくこなす限りなく“パーフェクトヒューマン”に近い男として知られるEXILEのTAKAHIRO。彼の好感度がまたまたファンの間で上がっている。
9月21日に都内で映画「HiGH&LOW THE RED RAIN」レッドカーペットセレモニー&完成披露舞台あいさつが行われた。
シリーズ劇場版第2弾となる同作は、TAKAHIROと三代目 J Soul Brothersの登坂広臣が演じる雨宮兄弟にスポットが当たった内容となっていることから、TAKAHIROは海外ロケの撮影裏話などについてトーク。そのなかで、なんとEXILEファミリーのリーダーでもあるHIROを笑わせるためだけに“マッパ”で階段を駆け上がるという、作品にまったく関係のないカットを内緒で撮影しようとしたエピソードが披露された。
TAKAHIROの悪ノリに現場のスタッフもノリノリで、肌色のタイツを用意し、カメラをセッティングしたりと着々とネタシーン撮影のための準備が進んでいったのだという。ところが、ある理由から撮影直前に急きょ中止になってしまったのだとか。
「理由は登坂です。実はちょうど同じ時間帯、現場にいた登坂が非常にシリアスなシーンを撮影するために精神集中が必要だったとのこと。登坂はスタッフからTAKAHIROの計画を聞き、自分は巻き込まれたくないと思ったのか、ほとんど何もしゃべらず自身の撮影が終わると逃げるように一人ロケバスに乗り込んでいったようです。その様子を見て、TAKAHIROは『それ(マッパ)をやると、いよいよ(登坂に)嫌われるぞと思い、遠慮しました』と打ち明けていましたね」(エンタメ誌記者)
また、山口雄大監督は登坂が逃げてしまったあと、TAKAHIROが登坂の機嫌を必死に取りに行っていたと暴露。それを聞いたファンは「なんだかんだで後輩想い」「でも、そういうお茶目なところがあるからTAKAHIROはいいんだよね」「あ~ん、私が見たかった」など、さらに親近感がわいたようだ。その“マッパ”カットを見たかったのは、HIROよりファンのほうだと思うが(笑)。
(田村元希)