【あまちゃん】春子は甘やかされていたのか…借りパクしたファミコンカセットに秘められた母娘関係とは

 同世代の視聴者は、そのシーンに驚いていたようだ。

 5月1日に再放送されたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」第25回では、岩手物産展に向けて地元の北三陸市から旅立つ安部ちゃん(片桐はいり)を、海女クラブの仲間たちが見送るシーンで始まっていた。その場面に春子(小泉今日子)の高校時代が垣間見えたという。

 安部ちゃんと同級生だった春子は寝坊しつつも、ぎりぎりで袖が浜駅に到着。安部ちゃんへの餞別代わりに手渡したのは、ファミコンのカセットだったのである。

「4月28日再放送の第28回では春子が、高3まで使っていた自分の部屋で床に落ちていたカセットを発見。裏側には『安部さゆり』と名前が書いてありました。『借りて借りっぱなしで返してなかったんだ』と感慨深そうにしていた春子ですが、要するに借りパクしていたわけで、高校時代の春子と安部ちゃんはかなり仲が良かったようです」(テレビ誌ライター)

 ファミコンのカセットを友達同士で貸し借りするケースは珍しくなかった。そのカセットを24年間の時を経て、地元を出ようとする安部ちゃんに返した春子。「なぜカセット?」と思った視聴者もいたかもしれないが、二人が離れ離れだった長い年月を埋めてくれる象徴的なアイテムであることは間違いないだろう。

 その一方で二人と同世代の視聴者からは、春子が安部ちゃんからカセットを借りていたことを意外に感じるとの声もあがっているという。それはどういうことなのか?

「春子は母親の夏(宮本信子)から厳しくしつけられ、反発していたことが示されています。その結果として高3の夏に家出をしたわけですが、そんな春子がファミコンの本体を持っていたことには驚きを隠せません。なにしろ1万4800円と高価だったゲーム機を買い与えていたわけですからね」(春子と同世代のライター)

 春子は北鉄が開通した1984年7月に家出している。一方で任天堂がファミリーコンピュータを発売したのは1983年7月15日のことで、家出時点ではまだ16本しかカセット(ゲーム)が発売されていなかった。

 そのタイミングですでにファミコン本体を持っていた高校生は、全国的にもまだ少数派だった。しかも現金収入に乏しい北三陸市の母子家庭では、子供に買い与えるにしては贅沢すぎるほどの超高級品だったはずだ。

「なにかと母親の夏に反発していた春子ですが、彼女の部屋には壁中に芸能人のポスターやレコードが張られており、実はけっこうお小遣いをもらっていた様子。春子自身も高校生のうちから海女として潜っており、もしかしたら自分で稼いだお金かもしれませんが、それならば稼ぎを自由に使わせてもらっていたことになります」(前出・テレビ誌ライター)

 心情的には相容れなかった母娘だったが、金銭面では意外と甘やかされていたのかもしれない。

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