5月8日から、11年に前田敦子が主演したテレビドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」(フジテレビ系)が再放送されている。同ドラマには、若き頃の人気俳優が多数出演しているという。
「本作は、07年に放送された堀北真希主演ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』(フジテレビ系)のリメイク版です。主人公を前田が務めているほか、中村蒼、三浦翔平、満島真之介、斎藤工らイケメン俳優も多数出演。また、ブレイク前の若き間宮祥太朗なども出演しており、視聴者から『間宮くん若い!』『堀北真希版も見たいな』と反響を呼んでいます」(テレビ誌記者)
そんな前田版「イケパラ」は当時、人気だった堀北版と比べるネガティブな声などもあり、平均視聴率7%台と伸び悩むことに。また、ドラマの中で登場した衣装も大炎上することとなった。
「当時、前田が『LITTLE BOY(リトルボーイ)』と書かれたTシャツをドラマの中で着ていたことで、ネットが大炎上しました。リトルボーイは、広島に投下された原子爆弾のコードネームとして知られているほか、これが放送されたのは、原爆忌の翌日となる8月7日だったのです。そのため放送後、広島県がフジに対し『(リトルボーイは)広島型原爆を意味する表現でもあり、今後は配慮してほしい』と抗議する事態にまで発展。そういった背景もあり、5月15日に流れた第5話の再放送では、問題のシーンがごっそりとカットされていました」(前出・テレビ誌記者)
当時、各ネットメディアでも取り上げられ、大きな問題となった原爆Tシャツ騒動。今後も、前田版「イケパラ」のノーカット版が再放送される可能性は低そうだ。