5月18日に遺体で発見された歌舞伎俳優の市川猿之助の母・延子さん。その隣には、父の四代目市川段四郎さんも倒れており、救急搬送されたがその後、病院で亡くなった。
6月27日、警視庁は延子さんの自死を手助けしたとして自死ほう助の疑いで息子の市川猿之助こと喜熨斗孝彦容疑者を逮捕した。
同日、歌舞伎俳優の市川團十郎が自身の公式ブログを更新。猿之助容疑者の逮捕を受けたものと思われるコメントを寄せた。
「2023/06/27」と題されたブログには「あまりにも悲しみが深く どのように言葉にしてよいか、わかりません」「ただただ、全てが残念です」など、心境を綴っている。
フォロワーからは「心中察します。本当に悲しい出来事です。どうか團十郎さんの心が少しでも落ち着きを取り戻りますように」「團十郎様も気持ちを強く持たれてこれからも歌舞伎界を牽引して下さい」「いろいろと大変だと思いますが、お力を落とされずに頑張って下さいね」など、応援や励ましの言葉がならんだ。
しかし、このブログを報じた記事には「こういう発信は止めて、静かにされたほうがいいかと」「猿之助さんは身内事だけど、貴方は隠し子とかありましたからねえ」「自身の傷害事件の時も周りはあまりにも悲しみを深く思ったことだろう」など、團十郎自身が起こした過去のことが蒸し返された。
「團十郎は独身だった2003年、女の子を認知したことがわかっていますし、10年には西麻布の飲食店で暴行を受け、頭部、顔面を負傷したこともありました。後に、この事件で逮捕された男性が、海老蔵も暴力を振るったことを明かしています。團十郎の過去を知る人にとっては“お前が言うな”というところなのでしょう」(芸能記者)
團十郎は自身の心情を吐露しただけなのだろうが、大ブーメランとなってしまったようだ。