2020年夏、TikTokをきっかけにSNSなどで話題になったラブソング「魔法の絨毯」で一躍有名アーティストになった川崎鷹也が、放送中のNHK夜ドラ「褒めるひと褒められるひと」で役者として大活躍している。誤解を恐れずにいえば、“主張する強い個性がない凡庸な容姿”を武器に、後輩社員・市川詠子(森川葵)が「褒められたい」とボヤいていたのを偶然耳にしてから、独創的な自分の言葉で詠子を褒めちぎるようになる先輩社員・坂東一を好演しているのだ。
「実は、音楽業界と映画業界のどちらからも“第2の星野源”になれるのではないかと期待されているそうです。川崎の演技はクセがなくナチュラル。まさにのびしろしかない状態だそう。『ほめほめ』で演じている“先輩サラリーマンの坂東さん”というキャラは、世間が思い描く理想の先輩像であり、川崎自身のイメージにも近い。川崎は先月から公開中の黒木瞳主演映画『魔女の香水』で初めて役者として演技を経験。そこでも『ほめほめ』の坂東さんのように、桜井日奈子演じる派遣社員を後押しする優しい先輩を演じ、役者としての才能を感じさせています」(女性誌記者)
川崎が民放ドラマに出演する日も近いだろう。