テレビプロデューサー、演出家など多彩な顔を持つ佐久間宣行氏のYouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」7月15日配信回に、お笑い芸人の小藪千豊が出演。ダウンタウン・松本人志のお笑いだけではない才能について語った。
ダウンタウンをメインキャストに、さまぁ~ず、雨上がり決死隊、キャイ~ンほか、錚々たるメンバーが出演していたバラエティ番組「リンカーン」(TBS系・2005~2013年)に触れた小藪。あるコーナー企画でMCを担当した際、収録直前に松本から「このコーナー成立するか?」と構成の甘さを問われ、小藪は自分なりに成立する方法を返答したという。
「小藪が見えてるんならええか」と、収録は開始されたのだという。
「松本は懐疑的でしたが、小藪が言うならと引いてくれた松本に報いるためにも小藪は必死で盛り上げたそうです。しかし『いちばん頑張ってたん、結果、松本さんでした。立ち上がって、転がって、いちばん“オ~イッ!”って(大声で)言うてたの松本さんだけでした』というのです。その際、小藪は松本の番組を背負っているプロ意識を強烈に感じたのだと語っていました」(芸能ライター)
オリエンタルラジオの中田敦彦が、松本が審査員をやり過ぎているのではないかといった主旨のコメントを、自身のYouTubeチャンネルで「松本人志への提言」として投稿し物議を醸したことは記憶に新しい。しかし、小藪の言葉は、松本は数多くの番組に起用されて当然であるという、「中田への提言」のようにも聞こえた。
(所ひで/YouTubeライター)