8月2日に放送されたバラエティ番組「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系)に、女優の室井滋がゲスト出演。明かしたエピソードに、大きな注目が集まっている。
「番組では今回、『ちょっと怖い話で涼む夜』と題して、オカルト体験を持つ有名人が大集合。その際、ゲストの室井が2時間ドラマの撮影現場で遭遇した恐怖体験を明かしました。彼女によると、そのドラマは下町の古いビルで殺人事件が起こるというストーリーで、最後に俳優がナイフで刺され、『バカヤロー!』と叫ぶシーンがあったのだとか。この撮影時、監督は俳優の演技に『OK!』を出したものの、現場を管理するスクリプタースタッフが『さっきのセリフ、間違えてますから! (俳優は「バカヤロー」ではなく)「ふざけんな」と言った』と再撮影を求めてきたそう。しかし、監督は『バカヤローと言っていた』と主張し、スタッフと意見が衝突したため、ほかの演者やスタッフを集め、殺人シーンのリプレイを鑑賞することに。しかし、そこでもなぜかセリフの聞こえ方が、『バカヤロー』と『ふざけんな』の真っ二つに意見が別れたと言います。そのため、最後は監督の判断で撮影済みの殺人シーンが採用されたとのこと。そして室井は、『「オンエアになったらどうなってるか楽しみだね」と(共演者らと話して)待ってたんですけど、お蔵入りになったんですよ』と明かし、スタジオが悲鳴に包まれました」(テレビ誌記者)
お蔵入りになった理由については室井も知らないという。だがその後、「誰も覚えてない頃にオンエアになった」と、不可解なタイミングだったものの放送自体はされたと明かした。
今回、番組でドラマのタイトルについては明かされなかったため、ネット上には「なんのドラマなのか気になる」「そのセリフ、自分も一度聞いてみたい!」などの声が。また、一部では「あのドラマではないか」と指摘されている作品名があがっているという。
「室井は2006年に放送された『こちら森中探偵堂‐月島迷コンビが走る!悲しき失踪調査』(TBS系)という殺人事件に巻き込まれる2時間ドラマにて、主演を務めています。この作品は、2003年の『月曜ミステリー劇場』(TBS系)として制作されたものの、なぜか放送されず、3年後にオンエアされた作品として知られています。それだけにドラマファンの間では『こちら森中~』が怪奇現象の起こったドラマではないかと噂されており、『今は見る方法がないから、録画したビデオとかあったらプレミアが付きそう』などと話題になっているのです」(前出・テレビ誌記者)
今後、もし室井が出演する2時間ドラマの再放送や配信があった場合、今回のエピソードの影響で話題を呼びそうだ。