これは吉報だ。タレントの小島瑠璃子が8月21日、自身のインスタグラムで妊娠したことを発表した。
小島は「この度新しい命を授かったことをご報告させていただきます」と報告し、出産まで無理せず穏やかに過ごしていきたいとの意向を表明。過熱するマスコミ取材を巡って実家への訪問取材や手紙の投函が続いていると明かし、「家族や近隣への取材行為は今後お控えいただきます様」と、釘をさしている。
今回の妊娠発表には<おめでとうございます!>といった祝福の声が続出。芸能活動休止中ながら4.5万件超のいいね!が付くなど、反響の大きさも表している。
その一方で今回の妊娠発表に関しては、一部の夫婦から<希望を感じた><自分のことのようにうれしい>との声も漏れ伝わっているという。その理由は小島が綴った文章のなかにあるというのだ。
「小島は『今回二人で産婦人科に通い、検査を重ねながら先生方のご指導のもと妊娠する事が出来ました』と綴っています。これは彼女が不妊治療していたことを表しているに違いありません。まだ29歳なのに不妊治療は早いのではと思う向きもあるかもしれませんが、誰もが知る人気タレントの小島が自ら産婦人科に通っていたことを明かしたことには大きな意味があるでしょう」(医療系ライター)
不妊治療の経験者は3人に1人が20代のうちに治療を始めているという。また治療を始める年齢が早いほうが、妊娠に繋がる可能性が高いことを示す統計もある。
しかし現実にはまだまだ、不妊治療に対して偏見や戸惑いがあることも残念な事実。最も協力すべき夫が後ろ向きのため、治療を受けられないというケースも少なくない。
「その点、小島は『二人で産婦人科に通い』と明記。これは不妊に悩んでいる女性にとっては心強い言葉に違いありません。夫の北村氏は小島の二歳年下で、若い世代ほど不妊治療への抵抗感は少ないとされています。小島はそんな成功例を世に示した形です」(前出・医療系ライター)
不妊治療を経て出産した場合でも、自分が不妊治療を受けていたことを明かさないケースは少なくない。そんななか、妊娠発表の時点で遠回しながら不妊治療について明かした小島には、さらに大きな祝福の言葉を掛けてあげたいところだろう。