この夏、新しいアニメ映画が続々と公開されていますが、映画と共に食事からもその世界観を楽しんでみるのもよさそう! 今回は、漫画家・鳥山明さん原作の映画「SAND LAND」とのコラボメニューを食べた感想をお届けします。
なんと、コラボしたのは鳥取県。「なぜ鳥取なの?」と疑問に思いますが、「SAND LAND」は砂漠を舞台にした作品であることから、鳥取砂丘がある自称「スナバ国」の鳥取県との親和性を生かし、コラボが実現したそうです。
東京・新橋にある鳥取県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」2階のレストラン「ももてなし家」では、2023年9月30 日までコラボメニュー5品を提供しています。映画に出てくる“幻の泉”をモチーフにした青いカレーや、主人公・ベルゼブブと同じ色をしたピンクのカレーなど、映画の世界観をとことん楽しめるメニューがそろっているそうです。
5品のうち、2品を試食してみました。まずは「悪魔の王子カレー」2,000円(税込)。黒いご飯にピンクのルーは、もはや食べ物とは思えない見た目! 恐る恐る食べてみると、びっくりするくらい優しい味でした。ほとんど辛さがないため、子どもでも楽しく食べられそう。じゃがいもや鶏肉がやわらかく、サラッと美味しくいただけました。添えられていた鳥取砂丘のラッキョウもポイント。暑い夏に元気になれそうな一品でしたよ。
次は「やさしい国王からの販売です。『お水を大特価で提供しましょう。鳥取和牛のローストビーフ添え』」900円(税込)。長い名前のメニューですが、鳥取が誇る鳥取和牛のローストビーフがいただける素敵な一皿。添えてある玉ねぎがとても甘く、ローストビーフを引き立てていました。お肉と野菜のバランスがよく、タレはサラッとした甘みで重たくなく食べやすかったです。
他にも、鳥取県オリジナルいちご「とっておき」を使用したいちごみるくの素を思う存分楽しめる「ベルゼブブドリンク(原液のまま飲んじゃうぞ!)」や、悪魔の王子・ベルゼブブをイメージしたプリンといったメニューもありました。
各メニュー1日10食限定の販売となっており、注文するとオリジナルコースターをもらえるとあってプレミア感満載! 映画と共に、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。