11月12日に放送されたラジオ番組「木村拓哉 FLOW」(TOKYO FM)で、パーソナリティの木村拓哉とゲストのモデル・冨永愛のトークが反響を呼んでいる。
前週に続いての冨永の出演回で、冒頭から「ファッションモデルとコレクションモデル」についての話題となった。
木村がこの違いについて切り出すと、冨永は、「ファッションモデルが大きな枠で、その中のコレクションモデルはランウェイを歩くモデル」と説明。他に「雑誌だけやるモデル、今ならインスタグラムのモデル」などがあるといい、主戦場とする舞台によって呼称が変わってくるようだ。
これに木村は「言ったもん勝ちみたいなところがありますね」と、多岐にわたるモデルが存在することを表現すると、冨永も笑いながら「確かに言ったもん勝ちです」と認めたうえで、“コレクションモデル”だけは特別だとして、「コレクションに出ていないとコレクションモデルとは言えないので、そこは無理ですね。だから“最高峰”みたいな感じ」と発言。19歳にして世界5大コレクションの一つである「ニューヨークコレクション」にランウェイデビューしたことへのプライドを感じさせた。
これに木村は「カッコいいっすね」「そこにいたことのある人しか言えない。第三者が言っても、何の意味もない。いたことがある人が『最高峰ですよね』っていう」と感心したものだった。
「インスタや雑誌など、活躍の場としている媒体によって、グレードが変わることもあるモデルの世界は、SNSなどのメディアが多様化して裾野が広がったので、木村はこの状況を“言ったもん勝ちですね”と形容したわけです。ところが、一部のリスナーからはネット上に『娘にも聞かせてあげて』との冷ややかな声があがっていましたね。木村の次女のKoki,(「o」の上に-)といえば、2018年5月に15歳でファッション誌『ELLE JAPON』の表紙を飾りモデルデビュー。半年後に、映画未出演ながら畑違いのシネマアワードを受賞するなど、何かとネットをザワつかせる存在です。モデルとしての真のステータスや、“その他”との違いを力説した冨永とのモデル談義に『自称モデルと本物は違うからね』『(妻で女優の工藤)静香と娘に言ってほしい』『娘さんと、本物の力で苦労して勝ち取った冨永愛さんを比較して、キムタクはどう感じたんだろう?』『やるなぁ~冨永愛。木村家にチクチク刺さる発言が多い』などの反応が並びました」(テレビ誌ライター)
Koki,もイタリアの高級ブランド「BVLGARI」のアンバサダーを任されるなど、20歳にしてワールドワイドな活躍を続けている。ただ、両親ともに存在が大きすぎるだけに、いまだに“親の十四光”などと言われるわけだが、冨永の言葉はどう響くだろうか。
(木村慎吾)