お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの上田晋也に「クソガキがっ!」と“マジギレ”されたハプニングは、お笑い芸人・サンシャイン池崎にとって忘れられない出来事のようだ。12月9日放送の「上田晋也のトーク検定2023」(フジテレビ系)で当時の心境を振り返っている。
池崎はまだブレイクしきっていない2017年に出演した同局のクイズ番組「今夜はナゾトレ」で、MCの上田を困らせる荒い芸を見せてしまったことを、“九死に一生”の思い出だと説明。
「『ナゾトレ』では、出演者がクイズの答えを上田に伝える際、他の出演者に聞こえないようメガホンを上田の耳に当てて小声で囁くように答える形式をとっていました。ところが池崎によれば、この時、『とにかく爪痕を残さないと…』と考えるあまり、答えを思い付いていないのに、ボケるべく、上田の耳にメガホン越しで思いきり『イェェーーイ!!』ってやったところ、『とんでもないスピード』で『このクソガキが!』と、上田から頭をどつかれてしまったというんです」(テレビ誌ライター)
池崎は当時の上田の表情やツッコミの強さから、“マジギレ”していたと話したが、上田は「キレてない」と否定。ただ、実際当時のVTRが流れ、大声を出された後に「クソボケがっ!」と、2度にわたって池崎を殴る様子が映されると、上田は「オレの名誉のために言わせて。あれはキレてる」とやはり“マジギレ”だったと振り返ったのだった。
「この『ナゾトレ』での2人のやり取りは、現在までに、たびたびSNSやYouTubeでも話題になるほどの反響で、悪ノリする池崎の行動が、お笑い界屈指の名司会者である上田を“ガチギレさせた”貴重なシーンとして有名です。改めて動画を見ても、池崎の絶叫芸を全く想定していない上田がかなり驚いた反応を見せ、直後にメガホンではなく、まず素手で池崎を殴り、その後にもう一度メガホンで激しく“どつきツッコミ”。一連のスピードや、ツッコミの強度、何より上田の表情が、普段とは異なる鬼の形相で、『完全にガチギレしてるじゃん笑』『目がマジですね』と話題でした。ツッコミを超えた殴打に映ったようで、共演者からも『暴力はやめてください』と指摘されましたが、上田は耳の穴を気にしながら『お前、次やったらグーだからな』と拳を握るポーズ。池崎もその様子にビビっているように見えました」(前出・テレビ誌ライター)
一歩間違えれば耳の鼓膜が破れるリスクもある場面で、上田にとってもある意味で“九死に一生”な出来事だったといえそうだ。
(木村慎吾)