誰もがKing & Prince・高橋海人の熱愛報道を応援しているわけではないようだ。とりわけ、同グループが“分裂”を発表した際の苦しみと悲しみを共有している熱心なファンにとってはなおさら、ということかもしれない。
12月19日発売の「女性セブン」が報じたのは、2020年10月から放送されたドラマ「姉ちゃんの恋人」(フジテレビ系)での共演を機に、女優・有村架純と高橋が急接近し、交際に発展したというビッグカップルのスクープ。双方の事務所も、2人の関係を半ば認めるコメントを同誌に寄せ、SNSには「素敵で応援できるカップル!」などの歓声も聞こえた。
が、記事内で伝えられた、高橋が有村と同じマンションに引っ越したタイミングについては、“ティアラ”(キンプリファン)の機嫌を一気に損ねるのに十分なものだったようだ。
「記事によれば、2人は互いに多忙で、当初はなかなか会う時間を確保できず、昨年冬に高橋が有村と同じマンションへ移ったといいます。その時期、高橋はまさに人生のターニングポイントともいうべき、キンプリ分裂騒動に直面。ほぼ同時期の11月4日、平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3名が23年5月にキンプリを脱退し、高橋は永瀬廉と共にグループに残留することが決まりました。当初は5人全員で事務所を離れるという結論が出たそうですが、退所組の3人は海外進出を熱望した一方、永瀬と高橋は国内での仕事を継続させたい意志が強く、最後は分裂したと、複数のメディアが報じています。しかし、その頃の高橋はちょうど有村架純と同じマンションへの引っ越しを視野に入れ始めたタイミング。末っ子の寂しがり屋キャラで、恋人にも激しい束縛をしてしまうと明かしたことがある高橋からすると、最愛の超人気女優を日本に残し、海外へチャレンジすることはハードルが高いと考えたかもしれないことは想像に難くありません」(テレビ誌ライター)
そんな高橋は、ジュニア時代から苦楽を共にしたメンバーと袂を分かつ結果に疲弊したのか、TOKIOを含めた事務所の先輩たちが集まる宴の席で「松岡(昌宏)さんの前で大号泣しちゃって…」とも7月26日に放送された「TOKIOカケル」(フジ系)で語っていた。
ただ、そうした一連の経緯を知り、共に涙を流してきた一部ファンからは、有村との交際報道に「なにがいやって、去年の冬キンプリの脱退報道出て、ティアラも5人も苦しかった時期に有村架純のマンションに引っ越して、有村架純と楽しんでたってことでしょ? ティアラも舐められたもんね」「なるほどね…そりゃ海外進出してる場合じゃないし、無理だよね…そういうことだったのね」などと失望するリアクションが出ている。悩める高橋を傍で支えてくれていたとして、有村に感謝するファンも多いが、キンプリが重大な局面を迎えていた時期でもあることから、様々な反響が出てしまうのは仕方のないところかもしれない。
(木村慎吾)