多部未華子・松下洸平・今田美桜・神尾楓珠の4人が主演を務めたドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ系)の最終回が12月21日に放送され、世帯平均視聴率は5.3%だった。
社会現象となり、TVerアワード2022 ドラマ大賞、日本民間放送連盟賞番組部門テレビドラマ種目優秀賞、橋田賞など数々の賞に輝いた川口春奈主演の「silent」の村瀬健プロデューサーと脚本家の生方美久氏が再びタッグを組むことで、放送前から話題になっていたこの作品。“男女の間に友情は成立するのか”をテーマに、違う人生を歩んできた4人の男女の“友情”と“恋愛”、そのどちらとも違う“感情”を描くというものだった。
視聴者の感想としては「シンプルに、まったく面白くなかった」「何が言いたいかさっぱりわからないドラマ」「silentの脚本家とプロデューサーだからと期待しすぎた」「始まる前は共感性を得られるドラマだと期待してたけど、最後まで誰にも共感できないドラマだった」など、酷評ばかりが目立った。
「ラストシーンは、主役の4人が過ごした家にグラントピアノが置かれ、アーティストの藤井風が主題歌『花』の弾き語りをしました。この演出にも『風歌っとる!! マジで何なんこのドラマ』『このドラマは藤井風のMVだったんか?』『あざとい!』など、やはり最後まで意味不明な感想でした」(テレビ誌ライター)
今作を視聴した人たちにとっては、最後まで脳内の“?”マークが消えなかったようだ。