木村拓哉が自身のYouTubeチャンネルを元日夕方に開設した。
同日に放送された正月特番「さんタク」(フジテレビ系)の中で、明石家さんまからYouTubeの話題を振られた木村。
「以前やっていた配信の番組があったんですよ。でもそれがストンと終わった」と昨年3月まで「GYAO!」で配信されていた冠番組「木村さ~~ん!」に言及し「それをそのままそっちに移行するのもアリだなとは思っています」とYouTubeチャンネルの開設に意欲を見せていた。
正月特番での予告を経て最初の動画となる「【木村さ~~ん!】全力でいったります」が投稿された木村のYouTubeチャンネルだが、まさかの低空スタートとなっている。
「正月三が日が過ぎてもチャンネル登録者数は10万人に達していない。2021年に嵐の二宮和也が立ち上げたチャンネル『ジャにのちゃんねる』が開設から2日で130万登録を突破したのと比べると、いかに少ないかがわかるでしょう」(芸能関係者)
国民的スターとしては寂しすぎる出だしとなった木村のYouTubeチャンネル。ネット上には「キムタクがオワコンなだけ」など人気の凋落を指摘する意見が目立つが、伸び悩みの原因は人気面だけではないようだ。
「どれだけ人気や知名度のあるタレントでも、視聴者との距離感を感じさせる内容だと絶対に伸びないのがYouTubeの特徴です。今回、木村が開設したチャンネルはバラエティ番組『木村さ~~ん!』の後継枠の位置づけで、以前からこの番組を見ていたファン以外はあまり魅力を感じない。こうしたテレビ的なコンテンツではなく、木村本人の自撮りによる生配信など身近な雰囲気の動画を配信しない限り、このまま低空飛行が続くのは避けられないでしょうね」(前出・芸能関係者)
巻き返しを期待したい。
(塚原真弓)