1月14日放送の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)では、様々なお笑い芸人が集結。「ハイテンション・ザ・紅白対抗戦!」なる企画が放送された。が、その中で、ひと際異彩を放ったのはまさかの映画評論家による体当たりな自虐ネタだった。
ひたすらに大声を張り上げながら、ハイテンションでそれぞれの演目を披露する同企画。空気階段・鈴木もぐらや、ジェラードン・アタック西本などの実力派が次々に奇抜なネタで爆笑をさらう中、白組の4番目に登場した有村昆は「映画熱波」なるネタで「ロッキー」に扮し、サウナ内で敵とバトルを繰り広げるという芸を見せた。
スタジオには失笑が渦巻くも、ギャルに襲われて「ギャルの魅力、強いー!」と叫ぶ、自身のスキャンダルを意識したような自虐ネタを披露。ほかにも、続々と現れる敵に「お前は!? FRIDAY!!」「LINE流出!」「全レギュラー番組喪失!」と暴れ回り、最後は床に倒れて「これが自粛か…。1日が長い」と天を仰いでいた。
“捨て身“のハイテンションネタを見せた有村には、ダウンタウン・松本人志も「ずっと芸人さんでしたね」と評価したが、ココリコ・田中直樹からは「リスクの割にリターンが少なかった」と、笑いの少なさをイジられている。
「有村をめぐっては2021年春に元妻でフリーアナの丸岡いずみを裏切る不倫未遂騒動が発覚し、ラジオのレギュラー番組などは全降板。しかも、醜聞の中身ときたら、女性とやり取りしたLINEメッセージを掲載されてしまったほか、オシャレなダイニングバーでの『3Pが得意』『とにかくバンバンやった方がいいよ』などの下品なマシンガントークが暴露されたことも大きなイメージダウンにつながりました。そんな有村が、まさに今、性加害疑惑が波状攻撃のように報じられている松本の前で女性問題による自粛をネタにしたことから、ネットからは『このタイミングで笑』『放送を差し替えしなかったのが良いところ』『最高です』『奇跡のめぐり合わせ』との声が出た他、『ガキ使は深夜番組なんだからこれぐらい攻めないとね』とする反応も上がっています」(テレビ誌ライター)
丸岡を始め、世の女性から総スカン状態となった有村。ただ、今回の全力投球でのハイテンション芸は、渦中の松本を前に披露するというタイミングも手伝って、一部からは好評を得たようだ。
(木村慎吾)