元タレント・おかもとまりさんが2月19日に自身のXに投稿した内容が世間をザワつかせている。
昨年12月、埼玉・志木市の市会議員である与儀大介氏と結婚を発表したおかもとさんのSNSには、日々家族と過ごした幸せな日常が綴られている。しかし、この日の投稿はいつもと少し様子が違ったようだ。
「ものまねタレントを卒業した現在、おかもとさんはクリエイターとして活動し、絵本の制作に力を入れているそうです。2018年には、自身が原作を手がけた作品がYouTubeアニメとなり、絵本化を実現するため、YouTubeチャンネル『令和の虎』に志願者として出演したこともありました。そんなところにつけ込んだのか、数年前にとある広告代理店から、『おかもとさんの絵本に興味があるから話したい』と言われ会食したところ、二次会で下半身を丸出しでカラオケをされた上、ボディタッチが激しくなり、『ほっぺにチューして』などと迫られたことがあったそうです。おかもとさんはそれをかわしながらも証拠の写真を撮り、最後には宿泊先のホテルにまで着いて来られたため、従業員に助けを求め、事なきを得たようです。おかもとさんの投稿には、代理店の社員と思われる男性とのLINEのやりとりが証拠として上げられています」(芸能記者)
添付されたLINEには、深夜にもかかわらず「まりさん、今何してますか?」と、とても仕事関係者に送信するとは思えないくだけた内容のやりとりが残されている。
おかもとさんのXには、 「下の名前で呼ぶのがまず馴れ馴れしくて気持ち悪いですね」「仕事関係の性ハラ本当にやめてもらいたいですよね」「まりさんの判断と行動が正しかったですね!勇気のいる事だったと思いますが、気持ちをしっかり持たれてて立派です」などと、さまざまな声が寄せられた。さる女性記者もこう続ける。
「芸能界での“枕”が問題となっていますが、こうして立場を利用したセクハラは後を立ちません。過去に自分自身も、フリーで仕事を受けているので、仕事で知り合った男性から『大物芸能人を紹介してあげる』だの、『大手出版社のお偉いさんと飲もう』などと言われ、深夜に呼び出されたり、飲みに付き合わされて触られるなどのセクハラされたことがあります。また、おかもとさんのケースと似ているかもしれませんが、『自宅に重要な書類を忘れたから家の前で待っていて』などと言われ、ともにタクシーで向かうと自宅に連れ込まれそうになったことも。仕事が絡むとどうしても声をあげにくいのですが、おかもとさんがこうして発信してくれたことで私もきっぱりと断る勇気を持てました」
昨今、問題となっている性加害問題。おかもとさんの発信により、被害者が減ることを祈るばかりだ。
(佐藤ちひろ)