お笑いタレント・エハラマサヒロによる“某後輩芸人”に向けたXでの発信が物議を醸している。
エハラはさる2月20日、自身のXにて「なんか後輩芸人がSNS荒ぶってるのを見ると、悲しくなるなぁ…」「承認欲求なのか自暴自棄なのか生活に潤いがないのか…」と、後輩の“SNS暴走”について触れた。また、「ワシ自分のこと死ぬほど悪く言われても何食らっても、人の事は悪く言わない信念はあるんよ。渡辺直美とレギュラーやってる時に『エハラさんてイタイですけど本当に誰の悪口も言ってるとこ見た事ないです。そこだけ尊敬します』て言われた」「まぁ、むちゃくちゃ鼻につくから嫌われるんやけどな(笑)」とも綴った。後輩芸人と違って、自分は、SNSに限らず、他の人を蔑むような言動はしないよう心がけていると強調したということのようだ。
「この後輩芸人については、名前こそ挙げなかったものの、それが同じ吉本興業の大阪NSCで1期後輩にあたるお笑いコンビ『プラス・マイナス』の岩橋良昌に対するものではないかとする憶測を呼んでいるんです。というのも、岩橋は、このエハラの発信が投稿された最中にも、Xで、プライベートで自分をエアガンで撃ったタレントにまつわる暴露を展開。Xでは、その“告発”に関するワードがトレンド入りしていましたし、最近の言動を見てもエハラが投稿した“荒ぶってる”という表現が合致しているように思えるからなんです」(テレビ誌ライター)
たとえば、岩橋は最近、2014年に結婚して2人の子供をもうけた妻と離婚していたことを告白し、娘と離れて暮らすことへの苦しみを表明。先日も、過去に業界人からパワハラ被害を受けていたことをSNSで暴露するなどして、家族やマネージャー、相方・兼光タカシが急きょ自宅に駆けつける騒動まで起こしたと報じられている。
「そんなメンタルの不安定さが懸念される岩橋への苦言を思わせるエハラの投稿には、『自分は他人の悪口は言わないとかアピールしてるけど、精神的に参ってる後輩への嫌味だけは言うんだね』『悪口言わないところが尊敬されてるんじゃなかったの? 自分のことは持ち上げて、他人を平気で腐すこういう人間が1番信用ならない』『自暴自棄とか承認欲求とか生活に潤いがないとか、普通に傷付けてますよね?』などの批判が殺到。また、『そんな心配してる風を装うくらいなら、直接その人に寄り添ってあげればいいんじゃない』と指摘する人もいました」(テレビ誌ライター)
その後、エハラは「久々にX民が好きそうな誘いツイートを書いてみたらXの民度が変わってなくて安心した。とりあえずそろそろフォロー外から集まって来そうだから削除しとくわね! 不快な人がいたらごめんなさいね」とし、先のポストを削除した。
結局、苦言は誰に向けたものかは不明だが、エハラの“絶対に悪口を言わない”方針には疑問を抱く人が少なくなかったようだ。
(木村慎吾)