明石家さんまの“行列のできる焼肉店”をめぐる発言が物議を醸している。予約がビッシリ詰まっている超人気店の予約を“一瞬でできた”経緯が視聴者を激しく刺激したのだ。
さんまがレギュラーを務める「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)のさる2月28日放送回。番組では、予約の取れないレストランや美容室の関係者が、家庭でも再現できる「プロ技」を伝授する企画が放送され、「肉のプロ」として森田隼人氏が出演したのだが、同氏の焼肉店はメディアでもたびたび取り上げられる超人気店。さんまは「森田さんの予約7年待ちの店にこの間、行かせていただいて」とすでに訪れたと明かした。
ところがこれにパネラーの1人であるブラックマヨネーズ・小杉竜一が「7年前からは(その店を)知らなかったじゃないですか? おかしいじゃないですか」と疑いの目を向ける。と、さんまは「『木村拓哉と行く』って言ったら、すぐに空けてくれた」とサラリとタネ明かし。小杉から「7年の時空、そんな簡単に超えれるの?」と突っ込まれたのだった。
「視聴者からは、このエピソードにいっせいに異議を唱える声がネット上に噴出しましたね。いわく、『 一般のお客さんとの差別をスゲーしてるじゃん!それを平気で言うさんまもどうなの?』『大物が来たらすぐ空けるなんて、庶民をバカにしてるっことだろ』『ここで名前を平気で出されてしまう木村の飛び火被害…』。もっとも、さんまは今年の元日、『ホンマでっか!?TV』と同じフジテレビで放送された木村との特番『さんタク』で、森田氏の店をロケで訪れており、それを指しているとみて間違いなさそう。ただ、実際に一部の高級店では通常の予約を受け付けないVIP席を設けていることもありますから、店が一般客の予約を蔑ろにしたような話し方はまずかったかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
実は「さんタク」のロケだったとの説明がさんまからなされていたものの編集でカットされ、視聴者の反発を買う内容になっていた…なんてオチがあったりするのかどうか。
(木村慎吾)