4月1日、芸能事務所「A-team」が新規の芸能関連業務の休業を公式サイトで発表した。芸能デスクが解説する。
「『A-team』は2018年にカリスマ経営者の小笠原明男氏が亡くなって以降、存続が危ぶまれていました。一昨年に伊藤英明、昨年には神尾楓珠、今年に入ってからは松本まりか。屋台骨として事務所を支える大物俳優が続々と退所を決めたんです。そんな中、吉岡里帆は練習生だった女優として売り出してくれた恩義のある事務所に残り、看板女優として稼ぎ頭として働いていたのですが…」
突如として所属事務所が“消滅”した吉岡には、大手事務所への移籍説も浮上しているという。吉岡の商品価値についてCMコーディネーターが言及する。
「吉岡さんは可愛らしい振り付けダンスで話題のUR都市機構のCMを始め、現在9社と契約しており、武器はあざとすぎる笑顔。16年にCMに起用された当初は知名度こそ低かったが、とびっきりの目ヂカラがあり、今やCM業界からは引く手あまたで、今後も契約者数は伸びるはずです。実際、昨年は深田恭子が出演していた横浜ゴムのCMも新たに獲得しています」
今や、CM契約(スポンサー)を多く持つ女優ほど、連ドラにもお呼びがかかりやすいご時世。移籍先さえ決まれば問題なしのはずだが…。
「実際、今年春ドラマには日本テレビ系で放送が予定されていたドラマ『たーたん』に出演が決まっていた。ところが日テレといえば、昨秋のドラマ『セクシー田中さん』で原作者が自殺するというするという前代未聞の事件が発生。そのため、同じく漫画原作ドラマの吉岡出演予定の『たーたん』の制作中止を発表したんです。これに対して、吉岡がその件に関し、『大事な決定だと思います』、さらには『今年に入って考えること沢山あります。改革の時なんだなきっと。(中略)人に物事に誠実に。』とインスタで報告していました。が、日テレとしては、『セクシー田中さん』問題についての特別チームを設置し、調査にあたっているものの、まだまだ実態解明には時間がかかる状況。“この微妙な時期によけいな一言を…”と、局幹部を刺激してしまった。吉岡の日テレへの出演はしばらくないという見方が大勢ですよ」
2017年、「ゆとりですがなにか」(日テレ系)で同局ドラマに初出演し、現在確固たるものにしている主演級女優の礎を築いた吉岡。最近は低視聴率女優の汚名を着せられ、プライム枠ドラマから遠ざかっていた。これに追い打ちをかけるように“口は災いの元”となってしまうのか…。