これまで「60歳で引退」を何度か口にしてきた、明石家さんま。そのさんまが、今年7月で69歳を迎える。
2022年5月21日の「読売新聞」に掲載されたインタビューによると、「爆笑問題の太田光に『格好良すぎる。落ちてく姿を見せてくれ』と言われ」、引退を思いとどまったと明かしている。
しかし、現在は、自身が所属する「吉本興業」を支えるために、引退はできないと考えているようだ。
「吉本の稼ぎ頭の1人、松本人志が性的トラブルで裁判中。その他、所属の芸人の不祥事も少なくない。さんまは、吉本の屋台骨として、踏ん張る覚悟のようです」(芸能記者)
確かに、レギュラー番組5本、今年は1月から主演舞台「斑鳩の王子 ―戯史 聖徳太子伝―」で聖徳太子を演じ、4月27日には21年ぶりに主演ドラマシリーズ『心はロンリー気持ちは「…」』(フジテレビ系)が復活。『心はロンリー気持ちは「…」FINAL』(フジ系)として放送予定だ。
「吉本に所属していた島田紳助氏は、11年に暴力団との交際が問題になり、本人が交際の一部を認め、ケジメをつける形で引退しました。もし、松本が裁判で負けるとなったら、島田氏と同じ道をたどるかもしれません。だから、さんまは“オレが踏ん張らな…”と思っているのではないでしょうか」(週刊誌記者)
お笑い怪獣と称されるさんま。太田の言う「落ちてく姿」となるのは、まだまだ先のようだ。