ファッション誌「VOGUE」のYouTubeチャンネル「VOGUE JAPN」に4月2日、ハリウッド女優のアン・ハサウェイが出演。最大の出世作となった映画「プラダを着た悪魔」(2006年)について「ヒットの予感はあったか?」と聞かれ、「ええ、あったわ。ここまでになるとは思わなかったけど、すごく惹かれる作品だったから、絶対に出演したかった。まさか、文化の試金石になるような作品になるとは思わなかったし、こんなに長く愛されるなんて当初は想像もつかなかったけど」と回顧した。
「プラダを着た悪魔」は、メリル・ストリープ演じる有能にして辛辣な言葉で人と接するファッション誌のカリスマ的存在の編集長と、ハサウェイ演じる新人アシスタントの葛藤と成長を描いた物語。興行収入はアメリカで3億2670万ドル、日本で17億円のヒット作となった。日本では過去4度、地上波で放送され、11.8%、11.5%、11.1%、9.5%と高い視聴率を記録している。
「『プラダを着た悪魔』は、アマゾンプライムビデオで現在配信されており、『今、(アマプラで)映画を観たばっかりだから、アンのコメント聞けて嬉しい!』といった声も。また、アマプラでは15年にハサウェイが出演した映画『マイ・インターン』も配信中。女性向けファッションのネット通販サイトのカリスマ起業家をハサウェイが演じ、定年退職後の第2の人生を求めてこの会社に就職し、ハサウェイの部下になったロバート・デ・ニーロとの心の交流が描かれています。この作品が『ハサウェイの中でいちばん!』と推す声もあるんです」(ネットライター)
“部下”だったハサウェイが“上司”に。ちょっとしたタイムリープ気分を味わえるかもしれない。
(所ひで/YouTubeライター)