4月25日に放送された木村拓哉主演ドラマ「Believe-君にかける橋-」(テレビ朝日系)の初回視聴率が、11.7%だったことがわかった。同ドラマは、木村の出演作品として久々に好評を博しているという。
「本作は木村が演じる建築士が、ある罪を被って刑務所に収容されるも、希望と再生の道を模索していくというストーリーです。木村の出演作といえば、かつて高視聴率ドラマを連発していましたが、ここ数年は『未来への10カウント』(テレ朝系)、『風間公親 教場0』(フジテレビ系)ともに1ケタ視聴率の回もあるなど苦戦していました。ですが今回の『Believe』は、木村が刑務所生活をする新鮮な姿や、先の読めないサスペンス要素のあるストーリー展開が話題を呼び、春の民放ドラマの中でトップ視聴率を獲得。視聴者からも『最近のキムタクドラマの中で一番面白かった』『出演者豪華だし、久々に続けて見たいドラマ』などと絶賛されています」(テレビ誌記者)
そんな「Believe」の第1話は、初回拡大SPとして21時から22時過ぎまで放送された。この編成の影響を受けたのが、裏で放送されているフジドラマだという。
「木曜22時からフジテレビでは、赤楚衛二主演『Re:リベンジ-欲望の果てに-』が放送されています。病院を舞台にした復讐系のサスペンスドラマですが、放送後、視聴者から『ツッコミどころ満載の脚本』『俳優陣は豪華なのに期待外れ』などと辛辣な感想もあがることに。また、視聴率は初回6.1%を記録したものの、2話で4.8%に急落したほか、25日放送の3話では、延長した木村のドラマと冒頭が被った影響もあってか、4.4%とさらに下がってしまったのです。ちなみに木村のドラマは次回も拡大放送が決まっており、『Re:リベンジ』と放送時間が一部被ることとなります。そのため、赤楚ファンからは『次も視聴率が下がりそうで怖い。赤楚くんの演技は最高なのに』『キムタクの延長だけでなく、在宅率の低いゴールデンウィークの放送だから悪条件すぎるよ』『赤楚くんのメンタル大丈夫かな』などと心配の声があがっています」(前出・テレビ誌記者)
赤楚以外にも、共演者である錦戸亮の影のある演技も話題の「Re:リベンジ」。はたして、ここからの展開で視聴率を巻き返すことができるだろうか。