6月20日に最終回を迎えた木村拓哉主演ドラマ「Believe‐君にかける橋‐」(テレビ朝日系)。同回では、帝和建設社長の磯田(小日向文世)側に寝返ったかのように見えていた秋澤弁護士(斉藤工)の行動が、実は龍神大橋崩落事故の真相を調べるためだったことが、秋澤自身により明かされた。
この事故の要因となったケーブルの発注書データが入っているSSD(記憶装置)は、磯田らによって破壊されたと思われていたが、絵里菜(山本舞香)が原本のコピーを持っていたことが判明。秋澤が狩山にSSDのパスワードを尋ねると「すべて小文字で……b、e、l、i、e、v、eです」と返答。タイトルが回収された。
その後、龍神大橋崩落事故の再審が行われ、そこからさらに時間が経ち、狩山は刑期を終えて出所、磯田は服役中の身となった。
面会に訪れた狩山は、磯田からこんな言葉を浴びせられる。
「君はよく夢を語っていましたね。世界中に橋をかけたいって。それを聞かされるたびに腹が立った。きれいごとじゃないか。人は金や地位のために動く、それが真理だ。なのに君は夢、夢、夢。君が橋の夢を語るたびに、君を嫌いになった。狩山くん。働くことは夢を捨てることです。私はそれを君に思い知らせたかったのかもしれません」
こうした展開に視聴者からは、「え? 何年経ったって?」「狩山は出所したけど、今度は逆に社長が塀の中なん?」「展開が秒で頭が追いつかない」など、ネット上に戸惑う声が続出。また、「最終回の衝撃シーンはキムタクと竹内涼真が警察の廊下を並んで歩いたシーンでしょう。キムタクが小さくてかわいい!ってなった」「公称身長185.8ンチの竹内涼真演じる黒木、パリコレモデル経験のある公称身長186センチの前川泰之演じる白石、公称身長176センチの木村拓哉演じる狩山。木村が小さすぎるのか、竹内&前川がデカすぎるのか。差がありすぎる」など、木村の身長に首をかしげる声も少なくないようだ。
「何にせよ、全9話で終わらせるには大風呂敷を広げすぎたのでは。裁判の再審シーンは見たかったですし、磯田が裁判で何を語ったのか、知りたかった視聴者はかなりいたと思います」(女性誌記者)
今冬に放送予定の「グランメゾン東京」(TBS系)新作スペシャルドラマでは、金髪姿で主役の尾花夏樹を演じる木村。夏もまだ来ないうちから冬が待ち遠しい。
(津島修子)