小池栄子と仲野太賀がW主演を務める宮藤官九郎脚本ドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系)の第1話が7月3日に放送され、世帯平均視聴率は7.9%だった。
このドラマは、不夜城と言われる新宿・歌舞伎町にある「聖まごころ病院」が舞台。この地域にやってくる様々な問題や悩みを抱えた人々や外国人、複雑な過去を持った人などを巻き込み「命」の尊さを投げかける救急医療エンターテインメントだ。
主演の2人のほか、主要キャストには橋本愛、平岩紙、岡部たかし、馬場徹、塚地武雅(ドランクドラゴン)、濱田岳、余貴美子、高畑淳子、生瀬勝久、柄本明ら、一癖も二癖もありそうな演技達者が脇を固める。主題歌はサザンオールスターズの新曲「恋のブギウギナイト」。
初回を見た視聴者の感想としては「めちゃくちゃ面白いやんか~流石、クドカン!」「このドラマ結構好きだなー、来週も楽しみ」「テンポ良い社会風刺ドラマきらいじゃないよ~」など、クドカン(宮藤)ファンは大いに楽しんだようなのだが…。難を言えば、アメリカ国籍の元軍医という設定の小池演じるヨウコ・ニシ・フリーマンが不評。視聴者からは、「小池栄子大好きなのに英語が下手すぎてもう聞いてるのが辛い」「来週から普通に喋ってほしい。字幕とか面倒」などの意見が散見された。
「そう言えば、同じフジの同じ枠で先週まで放送されていた『ブルーモーメント』で中国語が堪能な雲田彩(出口夏希)も不評でした。視聴者の中には、ヨウコの聞き取り辛い英語が続くなら脱落するかも…というコメントもありましたね」(テレビ誌ライター)
主要キャストがサザンの歌にあわせて、フォーマルな服装で歌舞伎町を闊歩する「エンディングが1番良い」との声も。今後の展開に期待したい。